
対象とした
技術開発テーマ探求
次世代技術のテーマ開発
プロジェクト概要 | |
Point 1 | マンダラートやステークホルダーマップを活用しながら、 “水害による課題”の視点拡張や構造化を実施。 |
Point 2 | 民間ボランティアや行政担当者へのインタビューを通じて、 水害時における“潜在的な困りごと=インサイト”を抽出。 |
Point 3 | 複数のインサイトを掛け合わせることで 具体的なソリューションアイディアを導き、技術開発テーマに展開。 |
プロジェクト詳細
クライアントの課題、相談内容
「ハード」から「ソフト」、「防災」から「減災(レジリエンス)」に思考転換を進めていく中、次世代の技術開発を進めていく上でリアリティある研究が求められている。
そこで、市場にマッチする開発テーマを設定するため、デザイン思考のフレームを有効活用しながら、レジリエンスシティ実現に向け、まずは「水害」を対象に具体的な課題を整理、研究開発のテーマに落とし込みたい。

そこで、市場にマッチする開発テーマを設定するため、デザイン思考のフレームを有効活用しながら、レジリエンスシティ実現に向け、まずは「水害」を対象に具体的な課題を整理、研究開発のテーマに落とし込みたい。
トリニティのアクション、実施内容
開発メンバーは様々な背景や研究テーマを個別に持っており、その知識や考え方は横断的につながってはいない状況でした。また、実利用者の実態を踏まえた課題探求についてもなじみがなく、どのように新たな研究テーマを設定すればよいのかが難しいと感じているということでした。
そこで、トリニティでは、デザイン思考をベースに、インタビューからユーザインサイトを獲得し、アイディアワークショップを実施することで横断的な知恵を創るというフレームを設計しました。プログラム全体は、「ワークショップ×3回」+「インタビュー×5回(5人)」で構成、約3か月で実施しました。
開発メンバーは様々な背景や研究テーマを個別に持っており、その知識や考え方は横断的につながってはいない状況でした。また、実利用者の実態を踏まえた課題探求についてもなじみがなく、どのように新たな研究テーマを設定すればよいのかが難しいと感じているということでした。
そこで、トリニティでは、デザイン思考をベースに、インタビューからユーザインサイトを獲得し、アイディアワークショップを実施することで横断的な知恵を創るというフレームを設計しました。プログラム全体は、「ワークショップ×3回」+「インタビュー×5回(5人)」で構成、約3か月で実施しました。
1. 情報インプット
・デザイン思考 レクチャー
・アジャイル開発手法 レクチャー
・レジリエンスレポート レクチャー ※トリニティのデスクリサーチを元に共有
・デザイン思考 レクチャー
・アジャイル開発手法 レクチャー
・レジリエンスレポート レクチャー ※トリニティのデスクリサーチを元に共有
2. アイディア開発&視点拡張
・マンダラートやステークホルダーマップを活用し、“水害による課題”の視点拡張や構造化を実施。
・マンダラートやステークホルダーマップを活用し、“水害による課題”の視点拡張や構造化を実施。
3. 水害 有識者インタビュー(5名)
・防災担当者、施設経営、ボランティア運営など、水害に関連する有識者へのインタビューをオンラインで実施。
※トリニティでインタビュー対象者の選定とリクルーティング、インタビュー内容を設計。
・防災担当者、施設経営、ボランティア運営など、水害に関連する有識者へのインタビューをオンラインで実施。
※トリニティでインタビュー対象者の選定とリクルーティング、インタビュー内容を設計。
4. インサイト抽出ワークショップ
・インタビュー結果を読み解き、 “潜在的な困りごと=インサイト”を抽出。
・インタビュー結果を読み解き、 “潜在的な困りごと=インサイト”を抽出。
5. ソリューションアイディア展開ワークショップ
・抽出されたインサイトに対して、都市開発のアイディアを展開
・抽出されたインサイトに対して、都市開発のアイディアを展開
6. 技術開発テーマ立案ワークショップ
・アイディアをベースに、技術開発のテーマを立案。
・アイディアをベースに、技術開発のテーマを立案。
納品物
・各回ワークショップの実施内容/検討結果のレポート
・インタビュー結果レポート
・インタビュー発言録

・各回ワークショップの実施内容/検討結果のレポート
・インタビュー結果レポート
・インタビュー発言録
成果、波及効果
・専門性や研究テーマの異なるメンバーがワークショップに参加することで、横断的な発想を促すことが出来た。
・実際に水害被害に直面した経験のある対象者へインタビューを行ったことで、災害時、あるいは災害前後における、環境や気持ちの変化、顕在的、潜在的な課題を理解することが出来た。
・インタビューを踏まえた具体的な課題から、研究開発のテーマ検討を進めることが出来た。
クライアントの声
・インタビューを通じて、生の声として、被災経験者や防災担当者のリアルな話を聞くことが出来たのは、とても貴重な経験でした。
担当者
・深澤 秀彦 取締役
・中森 志穂 デザインリサーチャー
・大久保 泰子 デザインプロデューサー
・北 周一郎 外部パートナー