トリニティ株式会社

【研究会発足のお知らせ/追加参加企業の募集】Trinity株式会社が企画、コーディネートし、「次世代組織になるためのネクスト働き方研究会」を発足!日産自動車グローバルデザイン本部、コクヨ、富士ゼロックスが参加決定。追加参加企業を募集します。

公開:2019年8月5日 更新:2019年8月5日

「“日本企業のインハウスデザイナーから学ぶ
イノベーションを生む未来のワークスタイル”研究会」。

デザイン経営における指針・提言をまとめ、日本の競争力を高める。
 
デザインリサーチ&コンサルティングを行うトリニティ株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役:湯浅 保有美) が、日産自動車グローバルデザイン本部、コクヨ株式会社、富士ゼロックス株式会社のインハウスデザイナーとともに、これからの働き方改革やデザイン経営に一石を投じる研究会をスタート。
これからの企業に求められるイノベーションを生む未来のワークスタイルについて指針となるモデルをまとめます。

発足の背景と目的

日本を取り巻く環境は今、激しく変化しています。
日本企業は今こそ働き方を見直して「企業のイノベーションを促進する」ことが必須とされています。
現在、政府主導で進められている「働き方改革」は、
・働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現する。
・働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指す。(*1)
とあり、現段階では、直近の働く条件の環境整備に終始しています。

 

日本企業がグローバルな市場の中で産業競争力を高めるためには、
「より“創り出す”活動をどのように社内で起こしていくか?」という視点が重要です。
しかし、「イノベーションを生む働き方・生産性の高いワークスタイル」への施策や
アプローチは未来の課題のひとつとなっており、いまだ日本では手をつけられていないのが現状です。

 

そこで、長きにわたってトップ企業での“イノベーション”を支えてきたインハウスデザイナーの働き方や考え方を捉えなおし、
それを組織全体に波及させていくことを目的に、
「“日本企業のインハウスデザイナーから学ぶイノベーションを生む未来のワークスタイル”研究会」を発足します。

 

本活動が、ひいては、経営にデザイン視点を取り込み、グローバルな市場の中で産業競争力を高めるためのデザイン経営を推し進めることにつながると考えます

*1 厚生労働省HPより抜粋

なぜ「インハウスデザイナー」なのか?

インハウスデザイナーの仕事の流儀は、次世代に求められる“イノベーションを生む未来の働き方”の道標となる!

 

過去の延長線上に未来を描くことが難しい時代となり、
前例にとらわれることなく常にクリエーション、リ・クリエーションをし続ける事が必然となりました。

 

こういった背景に応え、「デザイン思考」は、過去のデザイナーの活動や思考を体系化し、
様々な業種に適用され、大きく広がりました。
しかし、硬直した組織の中で十分な成果を発揮できないケースも多々見受けられます。

 

私たちの活動は、「デザイン思考」をもとにインハウスデザイナーが行っている、
「組織におけるデザイン活動や思考」を整理・体系化します。
彼らは、組織の文化や暗黙知を十分わかった上で、自社の組織を巧みに活用して、イノベーションを起こしてきました。

 

インハウスデザイナーの仕事の流儀
・人や事象に焦点をあて、そこからあるべきカタチを創っていく資質(デザイン思考)
・社内の技術を読み込み、技術者を味方にする能力
・業際のインターフェイスの役割をこなす感性
・未来と現在、抽象と具象をいったりきたり出来るスキル
・多様な才能をかけ合わせ、クリエイティブの場を創り出すスキル

 

インハウスデザイナーの特性は、組織自体を活性化させ、
専門職だけではなく、一般職、総合職などさまざまな「仕事」に関わる人々の働き方、
ひいては「仕事」とのかかわり方に、新たな方法論をもたらすものです。

プログラム概要
“インハウスデザイナーから学ぶ
イノベーションを生む未来のワークスタイル”研究会

本プログラムの成果が次世代のイノベーティブ人材育成の足がかりとなることを目標とし、
日産自動車グローバルデザイン本部、コクヨ株式会社、富士ゼロックス株式会社の
インハウスデザイナーが集まり、3回のワークショップを通して
インハウスデザイナーの働き方、働くマインドを整理し、
イノベーションを生む未来のワークスタイルをまとめます。

 

最終、本プロジェクトで語られた内容を小冊子にまとめ、
その発表会を参加者により行い、イノベーティブな働き方を模索する人たち、
組織をクリエイティブにしたい人事、専門職、経営者や各省庁“働き方改革”担当に対し、
広く活動意義や社会への影響を訴求します。

対象企業・組織

BtoC、BtoB問わず、予測不可能な未来に向かって
新しい発想や強力なチームワークが求められる企業・組織のインハウスデザイン部門。
インハウスデザイン部門の管理職、次期マネジメント候補者、リーダー等1社から3名ご参加頂きます。

プログラムのタイムライン

プログラム期間:2019年8月~12月

 

8月~10月 各月1回の合同ワークショップ
 ・各回、半日のプログラムで、ゲストをお招きしクリエイティブ人材が育つ環境、
  働き方についてインプットトーク。
  その後テーマについてワークショップを開催。

 

12月 小冊子の制作&発表会
 ・3回のワークショップ成果やそのプロセスを小冊子にまとめ、
  参加企業による発表会イベントを開催。

トリニティ “インハウスデザイナーから学ぶイノベーションを生む
未来のワークスタイル”研究会( 担当 兵頭)
メール:info@trinitydesign.jp
電話: +81-3-5211-5150