MENUCLOSE

ARTICLES記事

事例紹介
事例紹介
2022年7月18日

株式会社デンソーコアスキル × 新規事業支援、イノベーション支援、デザイン思考研修

株式会社デンソーコアスキル × 新規事業支援、イノベーション支援、デザイン思考研修既存シーズを活用した
新規事業・イノベーション
アイディア開発
新規事業支援、イノベーション支援、デザイン思考研修
プロジェクト概要
  Point   1 エンジニアが主体となって進めていた「デザイン思考による新事業創造/新商品開発」を見直し、
ユーザーや生活者の顕在・内在する欲求に応えるフレームワークを再設計。
  Point   2 合わせて、エンジニア向けデザイン思考研修を行い、組織全体のポータブルスキル向上を図った。
  Point   3 既存の「眠っている技術」や「特定領域にしかに使われていない技術」を転用し、
新たな視点での事業アイディア3件を短期間で創出。


プロジェクト詳細

 クライアントの課題、相談内容
株式会社デンソーコアスキル × 新規事業支援、イノベーション支援、デザイン思考研修従来から、職場が主体となってデザイン思考を活用した新事業創造/新商品開発に取り組んできた。しかし、「使いにくい」、「期待通りの結果が得られない」と感じる人が多くいた。また、デザイン思考に付きまとう「曖昧さ」が、理論の積み上げで常に明確な答えを得ようとする左脳系思考に慣れているエンジニアにとっては腹落ちしにくく、浸透の障壁になっている。

トリニティのアクション、実施内容
デザイン思考は、ユーザを観察し、インサイトを獲得し、自由に発想し、ブラッシュアップを繰り返すというプロセスを含み、サービスを創出するイノベーションの足掛かりとして期待されています。このプロセスでは、真に顧客が必要とするものを中心に考えるため、自分たちの持っているリソースを活用できることであるかどうかにはこだわりません。一方で、実際の新規事業、新製品・サービス開発の場面では、手元のリソースやシーズを活用することがリーズナブルです。ところが、既存の材料から発想しようとすると、今度は先入観や固定観念が邪魔をし、新しいアイディアを発想することが難しくなります。そこで、この事例では、手持ちのリソースの機能価値を、いったんユーザ視点での「価値」に転換してから、その周辺にあるユーザインサイトを獲得し、アイディア発想を行うというフレームワークを設計しました。合わせて、「自由な発想」を刺激するために、トリニティが例年行っている価値観レポートから、時代の変化のレクチャーも行いました。
また、デザイン思考に対する不信感や、あまり接したことがない方もいるという状況を踏まえて、改めてデザイン思考研修も実施しました。
1. デザイン思考研修(レクチャー&体感ワーク)
2. 自社シーズの価値転換 ワークショップ
3. 社会の価値観変遷 レクチャー
4. 未来仮説創造(リサーチ対象の選定)
5. デザインリサーチ&ユーザインサイト抽出
6. アイディア創造ワークショップ
+メンタリング

のべ3日間(約2.5か月)
納品物株式会社デンソーコアスキル × 新規事業支援、イノベーション支援、デザイン思考研修
・ワークショップ実施レポート
・最終報告書

 成果、波及効果 
・自社のシーズを棚卸し、新たな視点での事業アイディア3件を短期間で創出できた。
・実際の業務をベースにデザイン思考のプロセスを実践することで、理解が深まった。

 担当者 
・山口 崇 デザインプロデューサー
・畑山 隆男 ディレクター/クリエイティブ
・藤枝 祐子 ディレクター/コピーライター

PAGE TOP