“顧客視点をベースに実現性の高い新規事業や新商品・サービスを産み出すには?“
この度私達は、知財・無形資産を切り口とした経営・事業戦略コンサルティングファームである株式会社シクロハイジアと共に、知財とデザイン、双方のチカラを両輪として新規事業並びに新商品・サービス開発をドライブする新たなプログラムを開発しました。
昨今、イノベーションを起動させ有形資産を生むためには欠かせない無形資産の重要ファクターとして知財とデザインが注目されています。デザインには、まだ言語化されていない相手の期待値や潜在的な欲求を探り、同時に未来からのバックキャストのアプローチでそれを”見える化”していくチカラがあります。知財には自社独自の資産の強みを研ぎ澄まし、他社との差別化を行いながら確実に事業化に結び付けていくチカラがあります。
これまでは知財とデザイン、それぞれのアプローチからイノベーションに貢献してきましたが、「自社資産の活用」と「顧客ニーズの充足」の両面を満たすアイデアを産み出す事は、大変難しい状況です。本プログラムは、長年知財とデザインそれぞれを武器に実績を積み重ねてきた両社が、互いの強みを最大化し弱みを補完しあう事で、「自社資産の活用」と「顧客ニーズの充足」の両面を満たす確度を上げ、新規性&事業性の高い新規事業ならびに新商品・サービス創造に貢献します。
また本プログラムによって、デザインのチカラで生み出されたアイデアを知財のチカラで確実にアセットに変えていくところまで、ワンストップのサービスとして提供可能となります。
本プログラムは新規事業ならびに新商品・サービス開発に伴う以下のようなお悩みを解決します。
・自社に多くの技術や知財があるが、どう活用していいかわからない。
→技術や知財をその構成要素に分解し、”受け手”側の視点でそれらの価値を探求することで、新たな活用方法を見つけることができます。
・新しい事業開発や先行開発をしたいが、市場やニーズ、顧客の顔がみえない。
→社会価値観の変遷や知財登録傾向を分析することで、今後も拡大しそうな課題や欲求仮説を創造ですることができます。
・上市しても、他社との差別化を生みづらい。
→アイデア創造の初期段階から平行して知財保護やアライアンス可能性も検討していくことで、市場での差別化可能性を高めることができます。
得られる成果
・自社の技術や知財を基盤とした、新規性&事業性の高い新規事業ならびに新商品・サービスアイデアが創造できる。
・伴走型の支援プログラムにより、参加メンバーのスキル&マインドの成長が叶う。
・顧客起点で自社技術の価値を考える組織文化を醸成できる。
本プログラムは、知財とデザインのチカラを両輪とした以下のSTEPにて進行します。
*社内人材/スキルが足りない場合でも、運営側がサポートしながらスピード感をもって進行できます。また社内を通す為のエビデンス情報付加もプロセスの中でサポートします。
Step1:起点となる知財の特定
<無形資産の棚卸>
理念やパーパス、開発をドライブする人的資産、社外ネットワーク等を棚卸し、新規事業・商品・サービスの前提となる考え方や活用すべきリソースを整理・特定する。
<知財の棚卸&マッピング/知財リサーチ(競合調査)>
自社と競合他社がそれぞれ保有する知財をリサーチ&マップ化し、機会領域の大きい知財を探る。
Step2:知財の活用可能性拡張
<提供価値の探索&拡張>
(分解された構成要素も併せて)”受け手”側の視点で知財の価値を探求することで、新たな活用可能性を見出す。
<知財の要素分解&類似知財の活用先リサーチ>
新規事業・商品・サービスアイデアの起点となる知財を構成要素に分解し、それぞれの要素含めて類似知財がどのように活用されているかをリサーチする。
Step3:真のニーズ洞察
<社会価値観の変遷からの洞察>
弊社のトレンドレポート、人口動態やテクノロジーの変遷、参加者個人の知見経験を掛け合わせて、市場において今後大きくなりそうな課題や欲求を洞察する。
<知財出願・登録傾向のリサーチ&分析>
競合他社や注目市場の知財の出願・登録傾向を調べる事で、他社の市場動向における捉え方を把握し洞察する。
Step4:アイデア創造
<アイディエーション>
Step2、Step3の成果をもとに、デザイン思考的アイディエーションプロセスにて、テーマとなる知財を活用した事業・商品・サービスアイデアを共創する。
<知財保護観点やアライアンス可能性の検討>
実現性や市場での差別化可能性を高める為に、知財保護やアライアンス可能性も検討しながらアイデアを精査していく。
【プログラム開発・運営母体】
株式会社シクロハイジア
「技術・知的財産の力で、事業を成功に導く」知財・無形資産を切り口とした経営・事業戦略のコンサルティングファーム。製造業およびICT業界におけるIPランドスケープを中心とした事業戦略策定、新規事業開発、知財戦略策定、グローバル知財マネジメント、移転価格税制対応、知財組織体制構築、戦略人材育成、オープンイノベーション・ビジネスエコシステム構築・M&A・アライアンス支援等を得意とする。
トリニティ株式会社
「ひとの想いから、ビジネスをかたちにする」をパーパスに、新規事業・商品・サービスアイデアの創造~実装までを、デザインの力でワンストップに伴走するデザインコンサルティングファーム。国内外の豊富なネットワークを活かしたリサーチやクリエイティブを起点に、創造性や自律性の高い人材や組織開発、社会価値観の未来洞察等も包括的に手掛ける事で、顧客の企業価値創出に尽力している。
<関連実績ご参考>
・技術起点で考える~エンジニア向けデザイン思考(株式会社デンソー)
・自社の強み/ミッションを起点とした新規研究テーマ開発(大手食品会社基礎研究所)
・プロダクトアウトによる新規事業アイデア創造ワークショップ(大手情報通信会社ICT部門)
・新規事業開発コンサルティング(大手鉄道会社)
・B2B向け技術のB2C市場への活用可能性探索プロジェクト(大手自動車部品メーカーデザイン部門)
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