トリニティ株式会社

新興国デザイン思考マラソン、最終成果発表&2020年度の渡航先が南インドとベトナムに決定

公開:2019年11月7日 更新:2019年11月7日

デザインコンサルティングのトリニティが主催する、新興国デザイン思考マラソン2019のプログラム。
本プログラムは、企業のインハウスデザイナーやマーケターを対象に、新興国における現地生活者とのワークショップ・フィールドワーク・短期ホームステイ等を通じて、今後の経済新興市場における「次世代中間層のインサイト」を探求するプロジェクトです。毎年、参加者からご好評を頂いているこの企画。本年度は、インドとインドネシアの二カ国を舞台に、それぞれの参加者たちの体験を発表しました。

本年度の参加者は6名。自動車デザイナー、CMFデザイナー、エンジニア、研究者など、多岐にわたるバックグランドを持つ、20代〜30代の若手メンバーが集いました。

 

日本とは遠く離れたインドインドネシアでの滞在を経て、参加者が口を揃えて言うのは、「日本とのギャップ」。SNSを駆使して友人と繋がることを重視したり、メディアの情報よりも身近な友人の情報を信頼したりするのは日本にも見える傾向ですが、インドやインドネシアの現地に赴いて、日本よりもその傾向を顕著に感じたようでした。 また、他国の人のキャラクターや特性を知ることで、参加者たちは改めて日本人としてのアイデンティティを実感することになったようです。

発表会ではまず、各グループのホームステイでの体験からインサイトを探り、その体験からどんなビジネスができるかを考え、発表が行われました。現地での体験もさることながら、普段交流することのない異業種のメンバーとのグループワークは、より多角的にデザインに対して考えるきっかけを与えてくれたようです。こういった経験は、すぐにその変化が成果物に直結するものではないかもしれません。しかし、この先10年、20年とデザインの現場で過ごすにつれ、ジワジワとその経験がきいてくるように思います。普段の実務では見えない視点の体得や、デザイン思考の実践など、ワークを通して得たものがこれから現場に生きてくるのが楽しみになる発表会となりました。

最後に、2020年度の渡航先は南インドとベトナムになることが発表されました。
ビジネスでの注目がたかまるインドですが、その土地は広大で、言語や民族、食事などの生活文化に至るまで地域によって全く異なる顔を持っています。
また、ベトナムも2026年に人口が1億人を超えるとの予想や、貧困層の割合の低下などからNEXT11やVISTAの一角にも数えられており、今後一層経済の発展が予想されています。

 

新興国でのホームステイを通じ、ひとやインサイトを見抜く力を養う「デザイン新興国マラソン」。
来年の実施についてご興味のある方はぜひお問合せください。
詳細のご説明をさせていただきます。

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