クリエイティブ組織運営の課題を解決するための糸口をつかむ
他のコミュニティにはない、デザイン組織に有用な情報や人脈を手に入れる
デザイン組織が、社内で重要な機能を担えるようになる
トピックスとは? ―企業内でのクリエイティブ組織力を高める
トピックスは、2008年から続く、異業種の企業内クリエイティブ人材が領域横断で集い、つながるためのコミュニティです。
時代に合わせ、企業内におけるクリエイティブ組織の価値を高めるために、
これからの組織や人材のあり方を共創して考え続けています。
このたび、2022年度の実施内容が決定。参加企業の受付を開始しました。
これまでの参加企業
社会や経済の変化から、デザイン組織の課題をいち早くつかみテーマ化。
毎年約10社が集い、解決に向けての知恵やネットワークを共創で紡いでいます。
2021年度
コクヨ株式会社、サントリーコミュニケーションズ株式会社、株式会社JVCケンウッド・デザイン、株式会社タニタ、株式会社東海理化、TOTO株式会社、日産自動車株式会社、ブラザー工業株式会社、三井デザインテック株式会社
2008 ~2020年度
アイシン精機株式会社、株式会社オーテックジャパン、カシオ計算機株式会社、キヤノン株式会社、コーセーコスメポート株式会社、サントリービジネスエキスパート株式会社、シンフォニアテクノロジー株式会社、株式会社東芝、東レ株式会社、日産自動車株式会社、任天堂株式会社、 パイオニア株式会社、パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社、パラマウントベッド株式会社、ピジョン株式会社、三菱重工業株式会社、 三菱電機株式会社、株式会社デンソー、株式会社富士フイルム、株式会社明治、ヤマハ発動機株式会社
デザイン部門や企画部門、新規事業部門、未来創造など、新しい製品・サービスを考える皆様のためのクローズドな集まりです。
2022年度 参加企業受付スタート!
2022年の活動テーマ:「クリエイティビティを最大化する為の DE&I* な組織づくり」
多様性保証のコンセプトであるDE&Iをベースに、クリエイティブな組織において、
組織や個の能力を発揮させるために必要な仕組みの視点を導き出す。
※詳細は、ご参加を検討の際にお伝えいたしますのでお気軽にお問い合わせください。
実施詳細
全4回。すべてオンラインで実施予定ですので、遠方の方もご参加いただけます。
本年度のトピックスでは、これまで同様に、メンバー間のディスカッションを行い、組織や個の能力を発揮させるために必要な仕組みの視点を導き出します。
本音で議論できるネットワーク トピックスのポイント
POINT 1 実施前にオンライン名刺交換を行います(希望者全員の情報公開)。
POINT 2 ワークショップでは各回の参加者のうち半数以上と議論する構成です。
POINT 3 異業種の同世代の仲間と議論を深めながら、コネクションを広げられます。
お申込み方法
トピックスは参加者のすべてのみなさまに心理的安全性を確保し、所属企業のしがらみにとらわれず自由な議論を行う場を提供しています。
参加についてご検討の場合は、いつでも最新の参加状況や来期のプログラム内容をご説明いたしますのでお気軽にご連絡ください。
もっと詳しく知りたい方のための、トピックス
どんなテーマで話す?
トピックスでは初期から企業内のクリエイティブのあり方をテーマにしてきましたが、
特にここ数年、“越境 “、” 異分野融合“というキーワードの元、
複数の専門性を持ち、部門間の架け橋となりながら、人を巻き込み、新しいビジネスをけん引する人材について議論。
昨年(2019年)の分科会では、組織内におけるデザイン活動や思考を整理・体系化した
「Inhouse Designers Thinking**」を発表し、大きな反響を呼びました。
**Inhouse Designers Thinking 参考記事)
2008年 トピックス研究会 開始
開始当初から現場のクリエイティブ組織の悩みに寄り添うため、参加企業によりトピックスの目的を設計。
2009年 企業のデザイン戦略
クリエイティブWS:トレンド情報「TOPICS」についての意見交換 分科会:女性限定講演会
2010年 デザインと経営、デザインとグローバリゼーション、デザインにおける組織の役割
クリエイティブWS:トレンド情報「TOPICS」についての意見交換 分科会:女性講演会、BRICS研究会/CMF報告会
ゲスト 大石敦子氏(ライフスタイル・ナビゲーター、リュディック 代表取締役)
2011年 新境地開拓
分科会:韓国企業のデザイン戦略研究(韓国の歴史、リーディング企業分析、国策によるデザイン支援)
クリエイティブWS:トレンド情報「TOPICS」についての意見交換、異業種合同プレゼンテーション
2012年 企業におけるデザイン評価基準、シニアデザイナー活用
クリエイティブWS:トレンド情報「TOPICS」をテーマにした他社参加企業への新商材/サービス考案
2013年 デザイン&商品企画における開発手法、新興国、若手育成&モチベーション向上、ほか
クリエイティブWS:自分たちの考えるTOPICS ゲスト:リシャール・ルデュ氏(ピエール・エルメ代表)、八田孝氏(慶應義塾
大学SDM(現チーム・シンセシス・ラボ株式会社)
2014年 変革するモノ創りプロセス
クリエイティブWS:デザイン起点によるソリューション提案力をテーマにした若手によるハッカソン合宿
ゲスト:鷲田 祐一氏(一橋大学)、鈴木 茂樹氏(株式会社ネクスト21代表取締役社長)、鈴木 勝博氏(東京工業大学(現 桜美
林大学))、磯村歩氏(株式会社グラディエ代表取締役(現株式会社フクフクプラス代表取締役))、西山 浩平氏(エレファン
トデザイン株式会社代表取締役)、尾寅 将夫 氏(株式会社 美販代表取締役)、西川 英彦 氏(法政大学)
2015年 次代のデザイナーのあり方、 デザイン組織の役割の変化
クリエイティブWS:過去10年で変化したデザイン部門の役割とその対応&悩み
ゲスト:磯村歩氏(株式会社グラディエ代表取締役(現株式会社フクフクプラス代表取締役))、田澤 由利 氏(株式会社テレワ
ークマネジメント 代表取締役)、原 亮 氏(エイチタス株式会社 代表取締役)、八木 啓太 氏(ビーサイズ株式会社 代表取締
役)、鷲田祐一氏(一橋大学)、渡邊恵太氏(慶應義塾大学)
2016年 未来のデザイン組織のあり方
デザイン組織の在り方に影響を与える“世界的な潮流(AI、多様化する価値観、ASEAN、「生きる」×デザイン)
ゲスト:佐藤聡氏(株式会社クロスコンパス・インテリジェンス)、鈴木勝博氏(東京工業大学)、須藤シンジ氏(NPO法人ピ
ープルデザイン研究所)、勝尾岳彦(株式会社コンシリウム)、Francis Surjasepytra氏(PT AXON90代表)、大津秀一氏(東
邦大学医療センター)
2017年 クリエイティブ組織力向上会議 人材編、組織編
知覚×デザインWS ディスカッション ゲスト:藤田修二氏(Sony新規事業創出部)、井出 祐昭 氏(井出 音 研究所)
2018年 越境 ―企業・業種の壁を乗り越えて“共創”する力の獲得
ゲスト:平井 孝幸氏(DeNA CHO室)、市原えつこ氏(メディアアーティスト)、小原 祥嵩 氏(ハバタク 株式会社)、須藤 順
氏(高知大学地域協働学部講師)、秋本 可愛 氏(株式会社Join for Kaigo)
2019年 異分野融合 -クリエイティブ人材に求められる、イノベーションを起こす力について考える
ゲスト:森岡督行(森岡書店 店主)、加藤健太(株式会社エンファクトリー代表取締役社長)、 秋山由希子(アクセンチュア
株式会社)
分科会:これからの時代を生き抜くワークスタイル研究
**Inhouse Designers Thinking 参考記事)
2020年 デザイン視点で価値観の変化を掴み、新たな価値を考える
トレンド情報ワークショップ「Tech Trend Report」「Crossover Trend Report」について、環境変化をふまえ意見交換
※オールオンライン開催
2021年 「思考とスキルの拡張」~クリエイティブ人材/組織のための“実践的な学びの場~
マネジメントサロン・スキルアップ講座 ゲスト:蓮見 孝氏(HAKソシオデザイン研究室)、住田 孝之氏(住友商事株式会
社)、長屋 明浩氏(ヤマハ発動機株式会社)
なぜこの集まりが必要?
クリエイティブにとっての“あたりまえ”が簡単には通用しない中で高い創造性を発揮していくためには、
“組織・組織人としての工夫“が求められるのが日本企業の現状です。
しかし、そのような構造をどう乗り越えていくかをも含めて、クリエイティブ人材・組織がビジョンを持ち、戦略的に行動することが企業価値全体の引き上げにつながることは、昨今話題の「高度デザイン人材*」でも指摘されるようになってきました。
そして今、新型コロナの影響も受け、今まで以上に創造的な仕事やその進め方が強く求められています。
*高度デザイン人材とは、「あるべき未来を構想し、事業課題を創造的に解決できる人材」のこと。この「デザイン人材」とは狭義のデザインスキル保持者ではなく、デザインとビジネス、テクノロジーのスキルが結合した人材のことを指す。(経済産業省)
デザインやクリエイティブなどの創造性を担う人々は、企業の論理や構造に対し、
ときには相反する立場をとるべき場合があります。
例えば、人事評価の項目ひとつとっても、クリエイティブ人材にとっての美点が、
企業全体の基準に照らすとマイナスの評価となること、
あるいは、クリエイティブのためには必須の活動が、まるで“遊んで”いるように捉えられてしまい、
他部門や上層部から理解を得られないーなど。
トリニティでは、これらの課題を解決するため、2008年からの10年以上にわたり、
企業内のクリエイティブを担う人材が語り合う場として、「トピックス」を運営してきました。
経営やグローバル戦略、クリエイティブ組織の在り方など、現場の悩みをもとに、
国内のトップクリエイティブを担うメンバーが集い、その時々の応じての解決策を、ともに模索しています。
トリニティはこの活動を通じて、企業内でのデザインやクリエイティブ人材の地位向上と活躍の場を広げることで
ビジネスをデザインの力で活性化させ、よりよいサービスや製品を生み出すこと、
ひいては社会全体にデザインの力がいきわたることを目指しています。
お申し込み、ご参加の検討について
トピックスは参加者のすべてのみなさまに心理的安全性を確保し、所属企業のしがらみにとらわれず自由な議論を行う場を提供しています。
参加についてご検討の場合は、いつでも最新の参加状況や来期のプログラム内容をご説明いたしますのでお気軽にご連絡ください。
トピックスにご興味ある方は、オンラインによる事前見学枠をご用意しています。
ご参加を検討したい皆さまに、この機会を活用頂ければと思います。
見学を希望される方、その他活動に関してのご質問など、お問合せ窓口からご連絡ください。