トリニティ株式会社

2018年デザイントレンドは「スリル&ファン」デザインリサーチで時流を読み解きトレンドを創る インハウスデザイナー活動 “TOPICS(トピックス) X”プレゼンテーション開催報告

公開:2018年12月25日 更新:2018年12月25日

「様々な業種から得られるインスピレーションを軸に、
最新デザイントレンドから時代を先読み、新たなトレンドを自ら創る」

TOPICS X(トピックス エックス)とは?

2008年から始まった、世界で唯一の異業種・複数社混成のインハウスデザイナーの活動です。今年で10年目を迎え、毎年の活動の企画から運営まで一貫してトリニティが行っています。

今期、ご参加頂いている企業様は全部で11社となり、日産自動車株式会社、アイシン精機株式会社、株式会社オーテックジャパン、コクヨ株式会社、株式会社タニタ、TOTO株式会社、任天堂株式会社、パイオニア株式会社、パラマウントベッド株式会社、三菱重工業株式会社、三菱電機株式会社と、多種多様な業界からご参加いただいています。

世界の最新デザイントレンドプレゼンテーション

この異業種交流会の中で毎年発表される、世界の最新デザイントレンド事例を集めたプレゼンテーションが、12月11日(火)コクヨ品川ショールームにて開催されました。

第1部のプレゼンテーションでは、業種を問わず共通して見られる世の中の動きを俯瞰的にとらえ、「時代の大きな潮流」について考察する事例研究レポートを紹介。

今年のテーマは「スリル&ファン」

依然として、精神的鎮静を求めるチルアウトの動きも強い一方で、カルチャーやテクノロジーと同調する形で、さらに大胆な逆説的発想による非日常的な刺激が提供されています。ミレニアルズシフトの新たな傾向を2つの切り口「キャンプ」(悪趣味や悪ふざけの美的感性)と「体感刺激」(ライブ感を重視する体感デザイン)の2つの切り口を様々な事例を踏まえ紹介しました。

第2部では、コクヨが開発したオフィスチェア「ing」の開発プロセスをファニチャー事業本部ものづくり本部1Mプロジェクト木下 洋二郎 氏からご紹介いただきました。

本開発プロセスの上流においては、トリニティが関わらせていただきました。
また今回のプレゼンテーションの切り口である「体感刺激」は、オフィスチェア「ing」において、いち早くとらえた先行事例であるとプレゼンターである当社篠崎がコメントしておりました。

その後、参加者の皆さまには第1部のプレゼンテーションから自分自身の気づきについて、one on one(一対一)形式でスピードストーミングを3セット実施。各ペアによる活発なディスカッションを通し、多角的な視点の共有・整理が行われました。
今回も参加者の注目度が高く、大量で上質な情報を浴びることができ、とても満足度の高いプレゼンテーションとなりました。

TOPICS X(トピックス エックス) プログラムの内容

TOPICS Xは勉強会年4回実施・プレゼンテーションは年1回3時間(プレゼン2時間、読み込み×意見交換1時間想定)の年間プログラムです。
勉強会では、毎回テーマに関する有識者をゲストに招いてのインプットトーク+ディスカッションにて構成。1回の時間を長く取り、インプットの質の向上とディスカッションの時間をより手厚くし、参加者同士の意見交換を通した密度高い交流を図ります。

お問合せ先

2019年度のプログラム開始は4月より1年間となりますので、TOPICS Xにご興味・関心がある企業の皆さまは2019年3月末までにお申込みください。なお、見学のお申し込み、詳細についてはお問い合わせフォームに(お問い合わせの内容・御社名・ご担当者名・ご担当者連絡先e-mail)にご記入の上、ご連絡をお待ちしております。

TOPICS Xに関するお問合せ