トリニティ株式会社

シリコンバレー“Google Plex ”に潜入

公開:2017年6月14日 更新:2017年6月14日

私は5月アメリカ西海岸で実施のプロジェクトのため、2週間渡米していた。
その最中でシリコンバレーの“Google”本社に行き、知人にGoogleの働き方を
インタビューする機会を得たので、その時のお話をしようと思う。

 

Googleの働き方、本社の様子などは様々なところで書かれてはいるが、
私が今回見聞きしたことを改めてまとめたいと思う。

言わずと知れたグローバルIT企業Googleであるが、その始まりは1998年スタンフォード大学の
2人の学生、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンによって彼らの在学中に創業された。
彼ら2人を始め、Googleには有名なタレントが何人もいるが、
ここGoogle Plexでは普通に歩いていたりと身近な存在のようである。
もちろんセルゲイ氏が進めるGoogleXの活動などは、ほとんどの人が知る由もないというのは、事実のようだ。

ここGoogle Plexには約20,000人の社員が常時いる。
多国籍の人々が集まり、アメリカ市場だけではなく、常にグローバル市場を見据え、サービスを創造している。
そして、その20,000人が如何にパフォーマンスを上げられるか、そのために企業ができることを最大限に提供しているのが、Googleという企業のあり方なのである。

約40ものビルが敷地内にあり、それぞれのチームがチームごとに配置されている。
だいたい3〜4階建の低いビルばかりである。
そしてその一つ一つに食事を提供するレストランが設置されている。
これは仕事中いつでも食事を取ることができ、社員の健康と働く時間の確保を効率よくするためである。
もちろん他のビルのレストランに行って食べる事も出来、それぞれのビルで提供するメニューが違う。
あるビルではハンバーガー、あるビルではメキシカン、あるビルではラーメンなども提供されている。
気分に合わせて社員は食べたいものがあるところを回っているようだ。
ちなみに話を聞いた知人は、以前日本にいたこともあるイギリス人デザイナーなのだが、
ここのラーメンはまずいと言っていた。
お昼時には生演奏のバンドが来て、中庭で演奏をしていたりと、とてもリラックスできる環境であった。

またカフェもいろいろな場所にあり、そこで仕事するのも、コーヒーを飲むのも、
自分で飲み物を入れたりするのも自由にできるようになっている。
こちらも無料である。

Macユーザーが多数いたのも、当たり前なのだが新鮮な発見であった。
フィットネスジム、ボーリング場など、いつでも利用することができる。実際、時間に関係なく利用されている。フィットネスジムでは様々なプログラムも用意されており、ヨガやボクササイズなどもあるそうだ。

次回は、“Google Plex ”視察に見る“働き方の理想と現実”を紹介したいと思う。

(文責&写真:兵頭)

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