トリニティ株式会社

「新興国ワークショップマラソン(タイ・インドネシア版) 無事終了!」

公開:2013年10月24日 更新:2013年10月24日

弊社オリジナルプログラム「新興国ワークショップマラソンプログラム」が2013/10/13(金)から10/20(金)に実施されました。

 

本プログラムは、前年のインドと中国に引き続き、タイとインドネシアの2か国に短期滞在し、現地の「生」の価値観や実情を体験、比較することができる参加型
プログラムです。

 

昨今新興国の情報は比較的よく知られるようにはなりましたが、現地に行って直接見聞きし、その国のトレンドを牽引する若者と討論する経験はなお貴重であり、
新興国に向けたリアルな商品/デザイン開発のヒントを得る事ができます。

 

今回もマルチクライアント形式で行われ、参加企業は4社、参加者は5名と前回よりも少ない人数でしたが、非常に密度が濃く、フォーカスのある活動ができました。

 

プログラム内容は、タイのバンコクとインドネシアのジャカルタの2か国を1週間の過酷なスケジュールで回り、各国の次世代を担う若手デザイナーと英語でのディスカッションや現地視察を共に行い、そこから彼らの文化や日本の価値観との違い、共通性を体感する~というものです。

 

今回の工程を通じて共にワークショップの行った2ヶ国の現地参加者の気質の違いからも、「その国らしさ」の一端を垣間見る事が出来ました。

 

まずタイの参加者は皆様とにかく元気。ワークショップ中は自分が前へ前へ、
という人ばかりで、人の意見を気にかけず、自分の意見を堂々と主張。
「わたしはこう思う」と発言したい気力満載で、ディスカッションはかなりの時間
オーバーとなりました。

 

一方でインドネシアの参加者はかなり控えめ。意見を求めても
「~だと思う。このような状況では。」等と必ず逃げ道のある表現を用い、断定はしません。懇親会でもはじめはアルコールを飲まず、
「ムスリムの国だな」と思っていたら、何のことはない、すぐ翌日には「ビヤガーデン」で楽しくビールを飲んでいました。インドネシアは比較すればイスラムの
戒律は柔軟な国として有名です。

 

タイは通貨危機を経験しているためもあってか、外貨の獲得に前向きで、どちらかと言えば外需志向。自ら動く姿勢が強く、また植民地にされた歴史もありません。

 

一方、インドネシアは豊富な資源もあり内需志向。占領が繰り返される度に
強制された価値観や文化をアレンジし、それを重ねて自国文化を形成してきた歴史です。

 

ネットの影響で世界中の若者が同質化してきている、との見方もあるようですが、今回の各国の現地参加者から滲み出る雰囲気と各国の歴史や背景がまだまだかなりシンクロしているようで、とても興味深く感じました。

 

これはほんの一例に過ぎませんが、このプログラムの中で自分の肌で現地を感じ、
自ら新たな「気づき」を掴みとってみませんか?

 

次回はインド・インドネシアにて、2014年の2月の実施を予定しています。
ご興味がある方は、是非参加をご検討下さい!

タイでのワークショップの一コマ。終始盛り上がり、着席者は皆無。

ご参加企業各社の上司を集めて、
これまでの成果をプレゼンテーション。参加者が自らの肌で感じた現地感覚を基に、
斬新な視点からの発言が盛り沢山な内容となりました。

今回、日本、タイ、インドネシアを比較した最終結論の一つ。意味を知りたい方は是非ご一報を!

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文責

山口崇
トリニティ株式会社 取締役 / デザインプロデューサー
Adaptive Insight Academy デザイン思考 講師

グラフィックデザインを学んだ後、
メーカーのデザイナー、ブランドコンサルティング会社の戦略プランナーを経て、
現在はトリニティ株式会社にてデザインコンサルティング、デザイン&イノベーション
ワークショップの企画・実施・ファシリテーションを行う。
アダプティブインサイトアカデミーデザイン思考講師も兼任。