トリニティ株式会社

【資料配布】競合企業の競争力・成長の源泉を明らかにする『顧客視点の競合調査』

公開:2021年11月04日 更新:2021年11月04日

顧客視点の競合調査はこんな方におすすめです!

“事業や特定のビジネスモデルの成長の源泉” を明らかにし、具体的な事業設計・サービス設計を

 

検討するための材料となる情報を提供します。

実際には考えていたのと違っていた… …競合調査はこんなに大変!

新規事業をやらなければいけない時代になってきた。新しい業界のことを調べなければいけないけど、どこから手をつけていいか分からない。

 

だいたいどんなことをやるかは決まっているけど、類似サービスの分析もやらなければいけないし、時間も予算も限られている。現場を見にいって、よくよく調べたら考えていた商流や価値の流れと違った、なんて話も聞くし、デスクリサーチだけでは見えてこないことも多い…。

 

それに、ユーザが競合サービスの一体どこに価値を感じているのかも知っておかないと。物流や現場で対象企業がどんな対応をしているか確認するフィールドワークも必要そうだ・・・・・

“マクロな定量調査” に “ミクロな定性調査” を重ね合わせる

視点を広げて情報を収集し、現場に赴き深堀をするプロセスを繰り返す

 

以上のデスクリサーチとフィールドワークを繰り返すことで、競合他社が“サービス・商品を通じて、

どんな価値を顧客に届けているか”を理解し、具体的な戦略立案に役立てることができます。

 

ケーススタディ 

「どんな情報が、どのように入手できるのか?」について、事例をベースに、具体的な調査の進め方をご紹介致します。

 

調査対象企業  Canlis(キャンリス)

 

ミールキット(惣菜やお弁当)を販売するポップアップストアへ業態転換したシアトルの老舗高級レストラン

 

調査テーマ  デリバリー業界や惣菜事業についてのリサーチ

 

企業状況 

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)により、米国の高級ダイニングの風景は大きく変わった。すでに多くのレストランが閉店し、営業を続ける店も料理を提供し続けるための別の方法を模索している。

 

最近はミシュランガイドの星付きレストランが相次いでテイクアウト(持ち帰り)やデリバリー(配達)の分野に進出するなど、高級料理店も様変わりしている。米国で最初に新型コロナウイルスの深刻な被害を受けた都市のひとつであるシアトルにある老舗高級レストラン「キャンリス」は今、ミールキットに注力している。「ファミリーミール」と呼ばれるこのキットは2~4人分で、4種類の料理で構成されている。メニューは毎日変わり、予約サイトで注文可能だ。また家庭でも店の雰囲気を味わえるように、毎夕、同レストランの「売り」のひとつであるピアノ演奏のライブ配信を行っている。

 

https://www.cnn.co.jp/business/35152582.html 
(CNNの記事を一部抜粋)

調査の実施プロセス 

 

この企業を対象に、デリバリー業界や惣菜事業について競合リサーチを実施する場合、以下のような進行になります。

上記のように、定量、定性の調査を的確に実施することで、自社が展開するサービスの設計の根拠を獲得することが可能になります。

 

ひと視点でのサービスの価値の源泉に加え、ビジネスが成り立っている仕組みまでを連続的に調査することで、目指すべき姿を明らかにしていきます。

まとめ 『顧客視点の競合調査』の活用方法

「顧客視点の競合調査」は従来の競合調査に加え、現在のビジネスで重要な差別化ポイントである顧客体験価値の源泉がどこにあるのかまでをも紐解くリサーチプログラムです。

特徴1 マクロな定量調査と、現場視点のミクロな定性調査をひとつなぎに実施

 

特徴2 顧客満足の源泉を、インサイト調査に実績のあるデザインリサーチの手法で実施

「顧客視点の競合調査」で得られる情報の例

 

競合サービスが価値を生み出している工夫を読み解くため、顧客との接点を中心に、ユーザ視点で読み解きます。

 

  • サプライチェーンにおける細やかな企業努力
  • サブスクで成功している企業の顧客タッチポイントの分析
  • サービス提供を行うスタッフ(配達、コールセンター、修理など)の教育、雇用の工夫
  • 訪問サービスの実態
  • バリューチェーンの実態

など。公式発表や財務諸表として表にはでてこない定性的な情報を得ることが可能です。

 

調査結果の活用シーン例

 

  • 自社事業の成長に向けた、競合他社の動向把握資料として活用
  • サービス設計の根拠として、社内の説得材料に活用
  • マーケティング施策立案の為の基礎情報として活用
  • 新規事業立ち上げるにおけるベンチマーク資料として活用
  • すでに動き出しているプロジェクトの詳細仕様の決定の根拠に

 

定量調査、定性調査はどちらにも一長一短がありますが、双方を組み合わせることで、ビジネスにとって有益な情報を読み解くことが可能になります。デザインコンサルティング企業のトリニティは、双方を組み合わせながら、「ひとの視点」にこだわり、隠れた期待や動機を獲得するさまざまな調査手法を実施。ビジネスの次の一歩を創るための調査結果を提供しています。

企画書ダウンロード

『顧客視点競合調査』の企画書をこちらからダウンロードいただけます。

 

社内で情報共有する際に一目で内容が分かるPPT形式の資料です。どうぞご活用ください。

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