ブラジルの健康茶は、健康的か否か?!サンパウロ市での食リサーチ
公開:2012年12月7日 更新:2012年12月7日
デザイン調査の仕事で市内を歩きまわってヘトヘトになった所で、
可愛いジューススタンド(らしき)お店を見つけた。
Rei do mateと(ポルトガル語)書いて「マテ茶の王さま」という意味らしい。
明るいインテリアの店内。男の子カップルも多い。
メニューやショップ内のウンチクを四苦八苦して読んでみると、
どうやらマテ茶の専門店で、マテ茶をベースに、沢山の種類の
フルーツや雑穀などをその場でトッピングしてくれる。
この新鮮でヘルシーな感覚が受けているらしく、満員御礼。
マテ茶を目の前で淹れてくれる。
フルーツを入れたい場合はマテ茶と生のフルーツをジューサーへ。
豊富なメニュー展開
日本でもマテ茶は、このところ健康志向の女性達にも人気で、
ビタミンやミネラルを多く含んでいるため、飲むサラダとも
称されている。此処ブラジルも、中間層が健康志向に「まい進中」のため、
このブームに乗じて、一躍脚光を浴びている。
早速オーダーして飲んでみると、これが信じられない甘さ!?
せっかく健康志向と言っているにもかかわらず、
日本人にはスイーツのようで残念!
このブランドのシンボルでもあるキャラクター。
左がミルク入りマテ茶。右側がパッションフルーツ入りマテ茶。見た目ほとんど変わらない。
ブラジルでも、肥満は今大きな社会問題だ。
20才以上の国民のおよそ半数が体重過多。
体重過多か肥満と分析されたのは男性51%、女性49%と1970年以降最も高い水準らしい(IBDE、WHOのデータより)
・・・とはいえ、街を歩く人々は老若男女、多くはかなりのボリューム感。
(他の新興国と違って「女性が痩せたい願望」は、セクシーに見えないという
理由から今のところ、ほとんど皆無らしい。)
いくら健康茶でも、これではかえってハイカロリー、ハイコレステロールで
血糖値も高くなってしまうのでは~とブラジル人の健康を気にしつつ、
自分のウエストの脂肪に思わず手が行く私であった。
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文責
湯浅保有美
トリニティ株式会社 CEO 代表取締役社長
エイチタス株式会社 取締役 / デザインプロデューサー
ソーシャルケア デザイン
– ソーシャルプロデューサー
– グラフィックファシリテーター
– LEGO® SERIOUS PLAY® メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータ
RobiZy 正会員(特定非営利活動法人ロボットビジネス支援機構)
一般社団法人日本知財学会 正会員