インドのマーケットに見るブランド浸透
公開:2012年2月23日 更新:2012年2月22日
インドのマーケットを歩いていて、フッと目に止まったグラフィック。何処かで見たことある。フェラーリ、プレイボーイ。
これらはGK1(東京で言うと青山のような地域)という、デリーでも高級な地区のマーケット。
そのような地区にはこんな物まで売っているのかと、関心してよ~く見ているとなんだか不自然。
後になって写真で確かめるとフェラーリの馬にたてがみが無い、尻尾も下がっている。後ろ足も違うし、FerrariのロゴのFも違う。
今度はハーゲンダッツか……あれっ売っている物が違う。
ピザにパンにコーヒー、確かにBread & More と書いてある。
ちょっとした間違い探しのようなグラフィックデザインは、どこの国でも珍しいことでは無いが、ロゴを見てイメージした商品と実際の商品との差が独特な気がする。
今度はオールドデリーのマーケット。御世辞にもキレイとは言えないスーツケースにはなんとSONY。
良い事とは思わないが、明らかに海外のブランドイメージが浸透している事がわかる。
いつの日かインドローカルブランドが、他国にマネされるように変化していく事を期待すると共に、実はその日は、そう遠くないのかもしれないと思った。