トリニティ株式会社

THINK DESIGN、「インド・ベストデザインスタジオ大賞」を受賞!

公開:2016年10月27日 更新:2016年10月27日

弊社のインド・デリーのパートナー、
ハリ・キシャン・ナランが代表を務める「Think Design」が、
今年の「インド・ベストデザインスタジオ大賞」
(India’s Best Design Studio Awards)を受賞しました。

本大賞はインド国内の大手デザイン関連雑誌POOL MAGAZINEが主催したものであり、
多数のインド国内のデザインスタジオの中から、経営の透明性が高く、
且つ最もデザイン・ビジネスに成功したデザインスタジオを決める大賞です。

今回はこの栄誉ある受賞を記念して、ハリさんに取材をしてみました。

■受賞できた理由は何だと思いますか?

今回の大賞は業績、ビジネスプロセス、会社としての透明性等を含む、
ビジネスの観点からデザインスタジオを評価する賞でした。

私達は短期間でインドで最も大きいデザインスタジオの一つに成長し、
4つの拠点に100人以上のスタッフが所属するようになりました。

私達は独自のプロセスと先端的な手法を有しており、
それに加えて長年かけて構築した組織体系や、経営の透明性、企業としての信頼を得たことが主な理由だと考えています。

■今回の大賞について、どう思いますか?

今回、初めてインド・ベストデザインスタジオ大賞が設けられたことは、インドにとって非常に重要な第一歩だと思います。

私はデザインそのものがどうこうというだけでなく、
「ビジネスの視点で考えるデザイン」というコンセプトがとても好きです。
普段我々は「良いデザインは良いビジネスを運んでくれる」という言葉を良く使うのですが、
まずはこの言葉をビジネスモデルや、何かしら見える形で収益に反映すべきです。

今回、審査員を務めた方々は、世界各地の著名な専門家ばかりであり、
これ以上ない受賞の公平性が保証されたと思います。

■受賞された感想はいかがですか?

一番いいタイミングで受賞できたと思います。
元々、我が社の活動をグローバルに展開し始めようとした矢先での受賞でしたから。
メンバー全員の情熱のおかげで、本当に沢山の良いモノを生み出せたと思います。
創立者として、私はこの様な素敵な賞を頂けた
ことを大変有難く思っております。

…今回我々は、インドのデザインスタジオにとって、
この「インド・ベストデザインスタジオ大賞」が
大変特別な賞であることを知ることができました。

また、作品単位では沢山のデザイン賞がある日本ですが、
この様にスタジオや企業単位で包括的な評価を行う賞はあまりなく、
今後日本国内でもこういった取り組みに期待したいところです。

そして、私(白濱)は、
インドでは、もはやデザインはアートやアカデミズム、そしてビジネスの横断した領域に連動しているのではなく、デザイン=ビジネスとして、経済原理の中で発展していることを、つくづく感じました。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
トリニティの大食い担当、白濱からのレポートでした。