ベトナムにも茶道がありました!:ハス茶の体験
公開:2012年11月22日 更新:2012年11月22日
ホーチミン市内のベトナム茶の専門店をのぞいた。
とあるベトナム茶専門店店内
モダンなインテリア。靴を脱いで、皆裸足で床座り。
靴を脱いでフロアに。観光客も多いので、世界の靴が見られる。
オーダーしたのは、ベトナムを代表するハス茶。
アオザイを着こなした可愛い女性が、
慣れた手つきで蓮の花びらを一枚一枚手の中で開いていくと、
中から蓮の茶が出て来る…という仕掛け。
大変優雅である。
(どうやって入れたのだろう…と素朴な疑問。
入れる時は夜、花が閉じる前に花の中にしたためて、
翌朝、花が開く時に取り出す。それを何度か繰り返すらしい。
大変デリケートな作業となる)
全ての茶器に、ココナッツを半分に割ってつくったひしゃくで
熱湯をかけて、丁寧に温めていく。
そうしてようやく茶葉を蒸らして飲めるというわけだ。
茶器を暖める時はくるくる回すのが作法
一緒に出てくるお菓子。和菓子の文化に対抗~とまでは残念ながらいかない。
近所のスーパーで買ったと思われるスナック。ショウガやピーナッツを甘く味付けしたもの。
記録によれば、ベトナムの茶文化は1000年の歴史を持つとされ、
宮廷にはベトナム茶の作法が確立されていたとも云われる。
ハス茶はちょっとスパイシーながら、何とも言えない花の香り。
安眠リラクゼーション効果があると言われ、時差ボケで弱った私はガブ飲み。
たっぷり飲んだあとにアオザイの女性から、
1回のお茶で5杯以上飲むと効果が変化する、効かないと言われ、がっくり。
お茶の作法ってどこの国でも大切ですね。
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文責
湯浅保有美
トリニティ株式会社 CEO 代表取締役社長
エイチタス株式会社 取締役 / デザインプロデューサー
ソーシャルケア デザイン
– ソーシャルプロデューサー
– グラフィックファシリテーター
– LEGO® SERIOUS PLAY® メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータ
RobiZy 正会員(特定非営利活動法人ロボットビジネス支援機構)
一般社団法人日本知財学会 正会員