教育・学びの場づくり
WORK MENUに戻る「気づき」の場を創り、出会いを創る、
トリニティのエデュケーションプログラム
どんなに変化が激しく将来が見通しづらい環境でも
「次」を生み出すのはいつも「ひと」です。
トリニティは通常の教育プログラムとは一線を画した実践的な学びの場を設けています。
トリニティの教育・学びの場づくりの一例
CASE STUDY 1
「新興国ワークショップ・マラソン」
若手社員の実践力を付けるプログラム。
座学にとどまらない次世代の人材バリューアップを支援しています。
1週間で東南アジアの2か国を訪問し、現地のデザイナー、リサーチャーや同世代の若者とワークショップを実施。市内視察では、一般的な出張や視察では接点のないエリアや人との出会いの場も設けます。
これにより参加者は、東南アジアやASEANのみならず新興国の同一性と国ごとの差異を体感することができます。企業にとっては現地で即戦力となる若手人材の育成につながり、また参加者自身も得難い現地人脈や参加者同士のネットワークを築くことができます。
このマルチクライアント形式の新興国(ASEAN・東南アジア)研修以外にも、国内・外の研修ツアーをクライアント企業のニーズに沿ってオーダーメイドで企画・実施しています。
来年度も引続き実施予定。新興国ワークショップマラソンの詳細はこちらの資料をご覧ください

CASE STUDY 2
「異業種共創型ワークショップ」
ジャンルの異なる企業から集まった若手デザイナーたちによる共創プログラム。
さまざまな企業の若手デザイナーが、ワークショップを通じて異業種間の交流を深めると共に、同世代として刺激し合うことで商品&デザイン開発力を高め、相乗効果を生み出します。 2014年は、ダンボールを使って「働く環境をより快適にする在宅ワーク向け商品」をデザインし、プロトタイプまで制作する2日間のプログラムを実施しました。このプロトタイプはワークショップ終了後もブラッシュアップを続け、クラウドファンディングを用いて実際の商品化を目指しました。
ワークショップ協力企業
- クラウドファンディングのプラットフォーム提供:株式会社CUUSOO SYSTEM
- ダンボール素材の提供及びワークショップ終了後のビジネスオーナー:株式会社美販
ワークショップで制作されたダンボール・プロダクトは、制作過程がCUUSOOの特設サイトにアップされてコメントを受け付け、ワークショップ終了後に一般公開。現在は一般の方たちからも投票を受け付けています。
- ワークショップの成果はこちら:CUUSOO×BIHAN ブランド特設サイト

CASE STUDY 3
「デザイン・イノベーティブ・ワークショップ」
トリニティのワークショップの基本メソッドです。
デザインが持つチカラ(課題抽出力、観察力、視覚化能力など)を活用した、イノベーションを生むためのワークショップを実施しています。対象はデザイン部だけでなく、商品開発部、技術部、新規事業部など、全社を巻き込んでのワークも多々あります。 トリニティならではの「デュアル・プロセス」を使って、発散と収束を2回繰り返し、充分なディスカッションによるリアリティのあるアウトプットを創出します。
1回目の「発散」では、テーマに沿ったトリニティ独自の「発散マキシマイズ・プレゼンテーション」を実施。参加メンバーを大いに刺激し、同時にワークショップでの共通言語を創ります。
1回目の「収束」の後には「メタファー化手法」※を取り込み、後半の「発散」を最大限に引き出します。このプロセスによって、ワークショップの参加メンバーの知見とスキルを活かしながら、グループワークのシナジー効果を極めることが出来ます。
トリニティではメタファー化までの発想の拡張のため、発想支援マテリアル、競合他社のデザイン傾向などを各作業フェーズの効果的なタイミングで投下し、ワークショップに活用します。
社内や外部とワークをしても、新商品開発やデザイン開発、新規事業開発がなかなか決まらない。そんな状況に適したメソッドです。
※「メタファー化」とは
別のものごとに置き換える作業。断片的なイメージ(言葉やスケッチ、写真で素材化)を集約させ「メタファー化」することでインスピレーションを拡張させる「情景」を描き出し、発想の領域を広げます。

CASE STUDY 4
「シリコンバレー視察ツアー」
シカゴで開催されるNeoCon(ネオコン)の時期を活用した、
未来の「働く場の研究」のためのプログラム。
働く価値観や情報インフラ、デヴァイスが刻々と変わっている今、私たちの働く場もダイナミックに変容していくことが予測されます。トリニティではマルチクライアント方式で現地を視察。単なる施設訪問ではなく、新たな兆しを感じる「ひと」に会いに出かけるプログラムです。 2014年のツアーでは、スタンフォード大学のd.schoolを皮切りに、独自のテレワークを導入したインテル、模型による検証プロセス無しに最先端のオフィス設計を推進する話題のStudio O+A、インキュベーションオフィスの運営で定評あるPLUG&PLAYなどを訪れ、彼らとの現地でのディスカッションから未来の働く姿を創発。さらに異業種の参加メンバーによって現地でミニワークショップも実施し、これからの日本のオフィスを描き出しました。