「2025年問題」「超高齢化社会」「在宅介護」
私たちがこれから生きる社会には、たくさんの「不安」が待ち構えています。
「まだ先のこと」「考えたくない」そう思っていると
まさか、の時に呆然としてしまうかもしれません。
人は生まれたら、必ずいつか終りを迎えます。
何があっても、精一杯、楽しんで感謝して、最期まで生きる。
私達はそれらを自らの意思でデザインすることが出来ると信じ、
そのための一つ一つを積み重ねていきたいと考え、対話の場を持ってきました。
今回は一つの視点にフォーカス。言葉だけは聞いたことがあるかもしれない「認知症(にんちしょう)」について。
2025年の認知症・有病者予測、約700万人と言われています。
もし、ご近所のあの人が、親戚の誰かが、家族の誰かが、友人が、そしてもしかして、貴方が…?
そう仮定した時、一体それはどんな世界なのか。共に、考えていきませんか?
内容:
(1)参加者からのライトニングトーク
(2)認知症について話題提供:山本幸美※
・認知症のことがわからない
・認知症の人にどう対応すればよいのかわからない
・認知症の人の言動に振り回されてイライラしてしまう
・病気なのは分かるけど忙しいと優しくできなくなってしまう
こんなことはありませんか?
(3)グループワーク
あるケース(ペルソナ)から、各チームで理想のケアの体制やプロセスなどの設計にチャレンジ。実際との差など多くの気付きに出会うはず。
(4)発表
日時:7月11日(土)13:00〜16:00(その後、懇親会)
場所:おくりびとアカデミー
参加費:2000円(懇親会は別途実費)
※話題提供者プロフィール
山本幸美(やまもと さちみ)
看護師(認知症看護認定看護師)/認知症ケア専門士
美容ライター/ホリスティックビューティーインストラクター
『認知症の人の不利益をなくする』ことを目標に介護・福祉の分野で活動している。介護現場での実践をはじめ、介護職向けの講義を行っている。また、看護師のライセンスを活かして美容関係の仕事も行っている。
※ファシリテータープロフィール
須藤 順(すとう じゅん)
トリニティ(株)ソーシャル・ケア・デザイナー/(株)CCL取締役・コミュニティデザイナー
1981年生まれ。博士(経営経済学)、社会福祉士。ソーシャルワーカーを経て、中間支援機関でソーシャルビジネス支援に従事し、(株)CCLを立ち上げ、全国各地のコミュニティデザインや企業の新事業創造、コンサルティングを展開。2014年より、ソーシャル・ケア・デザインに参画し、医療・福祉・教育×デザインによるイノベーション創出をサポートしている。
※ソーシャルケアカフェ運営
秋本 可愛(あきもと かあい)
株式会社Join for Kaigo 代表取締役。
大学2年に認知症予防のためのコミュニケーションツールとしてのフリーペーパー「孫心(まごころ)」を発行。4号目が全国の学生フリーペーパーコンテストStudent Freepaper Forum 2011で準グランプリを受賞。 大学卒業後、株式会社Join for Kaigoを設立し「介護に関わる全ての人が、自己実現できる社会をつくる」を理念に掲げ、超高齢社会を創造的に生きる次世代リーダーのコミュニティ「HEISEI KAIGO LEADERS」を運営。2025年に業界内外の多様なリーダーシップネットワーク構築に向け活動中。
■ソーシャル・ケア・カフェ
http://care.trinitydesign.jp/