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デザインの視点
海外・新興国
2013年4月19日

ジャカルタのインテリアは熱かった!

うっかりしていたら、ジャカルタのインテリアがかなりカッコ良くなっていた。

ジャカルタのインテリアは熱かった!
ジャカルタの青山と云われる、フマン地区のインテリアショップ

無論、施工や質感などは近くに寄ると…「残念」なところもあるが、デザイン感性はお見事という他ない。

また、インドネシアではまだ職人が腕を振るっていて、施工が残念といっても低いレベルではなく、中国のように 「張りぼて感」は全くない。

ジャカルタのインテリアは熱かった!
宿泊したホテル、Morrissey Serviced Apartment。デザイナーはジャカルタ出身とのこと

今回、ジャカルタで活躍している、ラウル氏の建築・インテリアオフィス、Raul Renanda Designを訪ねた。
ジャカルタのインテリアは熱かった!
ラウル氏のスタジオ

ジャカルタのインテリアは熱かった!
ミッドセンチュリーの家具が並ぶ

その際、彼の方から、

「日本や中国では職人の存在が高度経済成長の過程で薄れてしまったけれど、
インドネシアこそはそれを反面教師として、国内の職人技術をふんだんに活かし、
モダンデザインと匠の技でデザインの価値を引き上げたい」

との、熱い想いを語ってくれた。

インドネシアのこの勢いの中で、デザイナーや建築家が職人とどう協業できるか…
これからのジャカルタが非常に楽しみになった。

 

T/——————————————————-
文責:湯浅保有美
トリニティ株式会社 CEO 代表取締役社長
エイチタス株式会社 取締役 / デザインプロデューサー
ソーシャルケア デザイン
– ソーシャルプロデューサー
– グラフィックファシリテーター
– LEGO® SERIOUS PLAY® メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータ
RobiZy 正会員(特定非営利活動法人ロボットビジネス支援機構)
一般社団法人日本知財学会 正会員

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