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デザインの視点
海外・新興国
2013年4月5日

ベトナム料理作法:ちょっと小ネタの食のリサーチ

大皿料理には、取り皿が付き物である。
中華のみならず、和食、西洋料理、そして家庭料理も取り皿で取り分ける。
当然である。

しかし、此処ベトナムのテーブルシーンでは違った!

危うく見過ごす所だった…取り皿ではなく、取り小鉢(?)が正式なのである。
スープでない時も…だ。

ベトナム料理作法:ちょっと小ネタの食のリサーチ
ベトナム料理作法:ちょっと小ネタの食のリサーチ
食事前のセッティング。右側にスプーン。

料理ひとつまともにできないくせに、デザインプロデュースという仕事柄、テーブルコーディネートや盛り付けが気になる私は、どうしてもこれが受け入れられない。はみ出してしまうのである。取り小鉢に大皿から料理を取り分けた、その後の見た目がどうしてもいけない。
バランスを欠くのだ。
ベトナム料理作法:ちょっと小ネタの食のリサーチ
代表する生春巻き。エビの重みでしな~っとしてしまい、少々かわいそうである。

では、その下に敷かれたカップソーサーのような取り皿(これは普通の皿の深さ)に料理を取り分けると、ベトナム人からはブーイング。
どうやらマナー違反で、彼らにはこの作法はしっくりしない様子。

料理の作法は、料理と同じくらいその国の文化なので大切にすべきものだ。
それこそ相互理解。

ベトナム料理作法:ちょっと小ネタの食のリサーチ
ベトナムのテーブル作法が「訳わからん~」となったところで、私が編み出した、究極の箸置(私物)

フォーに始まり、生春巻き、バイン・セオ、チェー…と、美味しさ満載のべトナム料理だが、その取り小鉢が自然に感じるようになるには、もっと沢山ベトナムに通わないといけないなと感じたのだった。

 

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文責:湯浅保有美
トリニティ株式会社 CEO 代表取締役社長
エイチタス株式会社 取締役 / デザインプロデューサー
ソーシャルケア デザイン
– ソーシャルプロデューサー
– グラフィックファシリテーター
– LEGO® SERIOUS PLAY® メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータ
RobiZy 正会員(特定非営利活動法人ロボットビジネス支援機構)
一般社団法人日本知財学会 正会員

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