トリニティの新規事業フレームワーク
創造のためのリサーチと、クリエイティブの手法を掛け合わせ、 プロジェクト全体の設計からアウトプットまでワンストップで伴走します。
トリニティの新規事業フレームワークは、リサーチとクリエイティブを背景に、5つの要素から成り立っています。
“ひと”を知り、未来を創造し、価値にカタチを与え、検証のプロセスを回す。
そして全体を通じ、グローバルに、外部リソースを活用すること。
事実をロジカルに捉え、クリエイティブの目線・視線を掛け合わせながら、プロセスを行き来し、グローバルにリソースを活用することで新規事業を望ましい方向へ導きます。
デザインコンサルティングの先駆けとして、国内のトップランナー企業のデザイン開発の現場を約20年にわたり伴走してきたトリニティのノウハウが新規事業推進に活きています。
Aひと・市場の把握とビジュアライズ
事実を”解釈”し、全員で共有する
事実を客観的に把握することがスタート地点です。しかし、データやレポートをそのまま読み解いたのでは、新しい発見は生まれません。
インサイト、習慣、道徳、嗜好、文化の変化を獲得するためには、顕在化された事実・データに対し、内在化している事実や、言語になって表れない事実をも拾うことが重要です。
このためには、社内のメンバーだけでなく、外部の有識者、ビジネス実践者からも意見をヒアリングするなど、多様な視点から事実を読み解くことがキーポイントです。
また、事業の質を高め、推進力を得るためには、複数の人間が深く主体的に理解することが必要です。
トリニティでは、調査レポートをビジュアライズし、直観的な理解を助けることは当然とし、調査結果の読み解きをメンバー全員で行うワークショップなども行っています。
ペルソナ創出 |
定量調査で得られたデータを、ライフスタイル調査の経験豊富なデザインリサーチャーが読み解き、当該領域のユーザの暮らしや嗜好を豊富なビジュアルとワードで浮き彫りにし、ペルソナの姿を描き出します。 |
詳 細 |
グローバル エスノグラフィ調査 |
海外や異文化の中にあるユーザの日々のふるまいを観察・調査して、情報を得たのち、デザインリサーチャーが文化・風習・習慣などのコンテクストを含め包括的に読み解きます。なぜ、そのようなふるまいをするのかを根本的に理解することで、新しいアイディアにつなげます。 |
詳 細 |
リードユーザ調査、 エキスパート ヒアリング |
領域の最先端に位置するリードユーザや異なるバックボーンを持つ有識者へのヒアリングを行います。領域を横断し、違う視点での情報を得ることで、ひと・市場の背景や、変化を読みとります。 |
詳 細 |
自社の強みの棚卸 |
社内・社外のインタビューやワークショップを行い、文化や働く人の意識など、顕在化されていないポイントや技術の棚卸まで、クライアントの強みを明らかにします。 |
お問合せ |
読み解き ワークショップ |
実施した調査の内容は、参加者全員が腹落ちし、知識として活用できるようになるために、読み解きワークショップを行います。自分自身が持っている情報と結び付けることで、新しい理解や気づきを得られます。 |
お問合せ |
B未来予測・未来創造
適切な未来を想像し、世界を変えるインパクトを持つ
目の前のお客様やターゲットユーザの意見は大切ですが、ユーザ自身は適切な未来を知っているわけではありません。
私たち自身が、現在の延長としての未来を参照しながら、“ひと“や自分たちにとって、あるべき理想の未来を描くことが、強い魅力を持ったプロダクト・サービス開発につながります。
理想の未来に現実を近づけていくために、現状のボトルネックを整理したときに見えてくる課題をビジネス仮説とすることで、世界にインパクトを与える成果を生み出します。
先進事例調査調査 |
当該領域の先進の事例を把握。事例を分類、整理し、傾向を読み解きます。 |
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未来年表・ 価値観変化の 兆し調査 |
時間軸で変化するユーザの価値観や変化のドライバーを調査し、時系列で把握します。
また、デスクリサーチや有識者ヒアリングを通じ、将来起こりうる事象をマッピングすることで、現在の延長としての未来を参照できるようにします。
※トリニティでは例年、世界のデザイントレンドを複数領域で定点観測し、トレンド周期をひとの“マインド”や社会の価値観の両面で補足するクロスオーバートレンドレポートを作成しています。 |
詳 細 |
未来創造 ワークショップ |
未来年表をもとに、3年、5年、10年の未来シナリオを作成するワークショップです。 |
お問合せ |
Cデザイン視点の価値作り
コンセプトからシナリオまでを複数の視点で広く、深く、注意深く考える
トリニティでは、新しいアイディアを御社とともに開発します。
私たちの活動はアイディアを創出するための創発支援として位置付け、新しい視点の供給や互いのインタラクションを通じて、アイディアを育成する場をクライアントの社内に設営します。
新しいアイディアの創出にあたっては、従来の思考回路から抜け出し、課題を構造的に捉えなおすリフレーミングが有効です。常に新しい視点や考え方を意識しながら、最新の動向やテクノロジーに気を配り、考え続けることで新しいアイディアが現れます。近視眼的なアイディアに陥らないために、国内外の有識者など外部の意見を参照することも有効です。
また、「創造」をするためのメソッドとして、アイディアが出やすい場のしつらえも必要です。トリニティが長年にわたり実施している創造ワークショップでは、アイディアの発散から収束を短期間で行う独自のメソッドを実践し、多数の創出の場を支援しています。
そして、アイディアから生まれる商品やデザインにどんな個性を与え、どのように市場に送り出すべきかについてのシナリオも欠かせません。ユーザとシンクロした「コンセプトワーク」と「シナリオメイキング」がユーザのこころに響く商品・サービスに必須です。
アイディア 創造ワークショップ |
質の高いアイディアの発散から収束までを短期間で行うワークショップ。トリニティオリジナルの「デュアル・プロセス」では、発散と収束を2回繰り返し「アイディア発散シート」などの手法を用います。 |
詳 細 |
アイディア活用 シナリオ設計 |
アイディア活用シナリオ設計 得られたアイディアをどのように市場に送り出すべきかのシナリオを設計するワークショップ。ユーザがなぜ、どこで、どのように製品・サービスに出会い、購入し、使い続けていくのかを設計に含めます。 |
詳 細 |
エキスパート ワークショップ |
現地有識者や専門家などを交え、実際の事情や、当該領域に深く関わっているひとのマインドをヒアリングしながら、一緒にアイディア創発を行います。 |
お問合せ |
Dプロトタイピング
実際に作り、検証する
早期の段階からアイディアや価値を見える化し、評価し、反映するプロセスは、アイディアの精査やリアリティを生むうえでは欠かせません。また、これらのマテリアルは社内外の協力者の確保や、簡易のビジネスプロフィット試算にも役立てることができます。
トリニティのアウトプットは実際に手に取ることができる“モデル”に限らず、動画やスケッチ、あるいはレポートなど、プロジェクトの目的や段階に応じて最適な手法を用います。
完成したプロトタイプの活用として、ブランディングを見越した展示会への出展やWEBでの公開によるユーザとの接点強化も可能です。
アウトプット制作 |
- クレイモデル、CGモデル
- 動画、イラストレーション、スケッチ
- アニメーション、CG動画 など、
クリエイターを起用し、適切な媒体でのアウトプットを創出。 |
詳 細 |
コンセプト 受容調査 |
製品やサービスのコンセプト(設計概念)に対する、ユーザの受容性を調査します。 |
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プロトタイプ クリニック |
完成したプロトタイプに対して、ユーザや有識者の意見を調査し、課題を抽出します。
※会場調査、日記調査、同乗調査、行動撮影など、目的に応じての調査が可能です。 |
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Eグローバル体制、
外部リソース
グローバルに、オープンに進める
スキル、ノウハウだけでなく、知恵や視点の多様性や情報量、スピード感の観点からも、これまでにない新しいプロジェクトの推進には、限定された社内リソースだけではなく、外部のリソースをも活用を視野にいれることが肝要です。
特に、グローバル市場を想定する際には外部パートナーを厳選することが、プロジェクトの成果に直結します。
トリニティのプロジェクトは半数以上がグローバル案件。
ワークショップ、調査、デザインなどすべてのプロセスで、海外ローカルでの実施が可能です。新興国から先進国まで、国内外の豊富なパートナーの中から御社に最適なリソースを提供します。