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NEWSお知らせ

2019年6月6日

8/28 セミナー開催:「ひとやモノの深層を理解する」新規事業や新製品・サービス開発ご担当者様向け:デザインの視点で「未来」「人」「対象」を捉えるリサーチの活用方法2019

新規事業や新製品・サービス開発に役立つリサーチをわかりやすくレクチャー

デザインコンサルティングのトリニティから
『デザインの視点から「未来」「人」「対象」を捉え、
新規事業企画、新製品・サービス開発に活かす、リサーチ活用セミナー』の開催をご案内します。

このセミナーでは新規事業や新製品・サービス開発に役立つリサーチのあり方を
実例をもとに、トリニティのシニアデザインリサーチャーが
リサーチを専門とされていない方にもわかりやすくレクチャーします。
ぜひプロジェクトの設計にお役立てください。

対象:新規事業や新製品・サービス開発ご担当で、
このようなことでお困りの方におすすめのセミナーです。

・リサーチを頼む機会はあるが、面白い結果は得られず、企画や設計とのズレを感じる。
・リサーチの結果が新しいアイディアに結びつかない、
・社内の説得材料として物足りない、届いたレポートを誰も読まない などリサーチを活用できていない。
・リサーチは必要だが、チームに専門家がおらず、どんなリサーチが自分たちに必要なのかわからない。
・統計やリサーチの勉強をしたことがないが、新規事業立案や製品・サービス開発のためにリサーチを行わないといけない。

トリニティとは?

トリニティはデザインコンサルティングを柱に、
「デザインリサーチ*」と「マーケティングリサーチ**」の双方のメソッドを道具とし、
20年間ものづくりやサービス開発の現場に並走してきました。

これまでに手掛けたプロジェクトは600本以上。その半数以上が海外でのプロジェクトです。
特に「そもそも何をつくるべきか?」という、設計や企画、
アイディア開発に役立てるためのリサーチとその活用プログラムについて
業界でご好評をいただいています。
*デザインリサーチ:デザイン(設計)を行うことを目的に、人を深く調査し洞察を得る手法の総称
**マーケティングリサーチ:市場創造を目的に、機会やポジショニングなどの情報を得る手法の総称

主なクライアント(昨年実績の一部です)

大手自動車製造会社、大手自動車部品メーカー、総合家電メーカー、大手電気通信事業者、
大手電子部品メーカー、精密機器メーカー、総合ITベンダー、大手化粧品メーカー
ほか

講師プロフィール:織田浩平

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日系サービス業企業の調査部門でリサーチャーを7年間務め、
大手広告素材制作会社を経て、2013年2月よりトリニティに勤務。
現在は同社のシニアデザインリサーチャーとして、
国内外を問わず多様なデザインリサーチやアイディア開発ワークショップを担当している。
定性・定量調査、また有識者調査 等の豊富な経験を有し、
耐久消費財からBtoB商材・サービスの調査案件まで幅広く経験。

創業よりデザインとリサーチを二本柱として成長をしてきたトリニティにおいて、
デザインの力とリサーチの力をハイブリッドさせた、
リサーチプログラムの創出やソリューションの提供に日々、奔走している。

セミナー内容:
新規事業や新製品・サービス開発に活用できるリサーチとは?

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新規事業や新製品・サービス開発のためのリサーチを実績のある調査会社に調査を頼んでみたけれど
「調査前から分かっていたことばかり…」
「知りたいのは、こういうことじゃない…」
「結果が実務に使えない…」
といった経験から、リサーチ全般への不信感を抱いたり、
その逆に、特効薬をお探しのご担当者も多くいらっしゃいます。

しかし、新規事業や新製品・サービス開発のさまざまプロセスで、リサーチは重要な役割を担います。
「未来の兆しを掴む」
「マーケットを知る」
「製品やサービスをカタチにする」
「受容性を検証する」
「実現に向けて説得する」 などの
目的に対して、選んだリサーチの設計が食い違う場合には
ミスマッチが起こり、前述のような「使えないリサーチ結果」が出来上がってしまうことになります。

デザインコンサルティングのトリニティでは
新規企画開発やアイディア創発など、
特に新規事業立案や新製品・サービス開発の上流工程に役立つリサーチを得意とし、
デザインリサーチやマーケティングリサーチを実践しています。

このセミナーでは、わたしたちの実施している
新規事業や新製品・サービス開発に役立つリサーチのあり方を
実例をもとに、リサーチの非専門家の方にもわかりやすくレクチャーします。
※統計の知識は必要ありません。

スケジュール

全3回(2019年5月、2019年8月、2020年2月を予定。1回のみの参加も可能です。)



 

テーマ 第2回 ひとやモノの深層を理解する
〜エスノグラフィ調査・行動観察調査で、
ユーザさえも意識していない情報を読み解く〜
開催日程 2019年8月28日(水)15:00〜17:30 予定
こんな人に
おすすめ
・ターゲットユーザーのイメージにリアリティがない
・これまでに無い新しい価値の探し方が分からない
・これからのマーケットを牽引する若者を理解するにはどうしたらいいの?
・海外市場へ製品やサービスを展開する際のローカライズポイントは?
内容 市場やユーザーの情報を得る時、最も多く活用されるのが
「言葉」を介したデータです。
しかし、対象者本人も意識していない行動や情報は
「言葉」から得ることはできません。
そこで、エスノグラフィと呼ばれる、観察手法が重要になります。
観察者自身が対象者の生活に入り込み、
ありのままを把握する参与観察や訪問調査などを行い、
「言葉」を介したデータと「観察」を介したデータを
掛け合わせて読み解くことで真のインサイトが獲得できます。
事例
1.モビリティに関するエスノグラフィ調査
2.要介護者のエスノグラフィ調査
3.新興国におけるエスノグラフィ調査
※事例は変更になる場合があります。

 

 

テーマ 第3回 事象を見える化・構造化し、ストーリーを紡ぎだす
〜リサーチの結果から今までにないアイディアを創り出す〜
開催日程 2020年2月19日(水)15:00〜17:30 予定
こんな人に
おすすめ
・開発やプランニングにおける戦略の作り方が分からない
・グローバルで俯瞰した時に、マーケット毎にどう戦略を立てればいいの?
・凡庸なビジネスアイディアしか浮かばない
・多様な専門家と協創して今までにないものを生み出したい
内容 1.現地マーケットにおける課題を明らかにし、エキスパートとの協業により
ビジネス拡大に向けたソリューション案を導き出す
2.フィールドワークを中心にユーザー起点でアイディアを開発し、
受容性調査を元に伝えるべき価値を導き出す など
※事例は変更になる場合があります。

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※第1回は終了しました。
※第1回のテーマにご興味のある方はお問合せください。

テーマ 【終了しました】
第1回 兆しをつかみ、未来を見通す
〜リサーチを活用して、ひとの未来を創造する〜
開催日程 2019年5月29日(水)15:00〜17:30
こんな人に
おすすめ
・我々の生活がどう変化 していくのか、未来ってどう描いたらいいの?
・これまでに無い新しい価値の探し方が分からない
・マーケットのトレンドセッターの見つけ方が分からない
内容 目の前のお客様やターゲットユーザの意見は大切ですが、
ユーザ自身は適切な未来を知っているわけではありません。
私たち自身が、現在の延長としての未来を参照しながら、
“ひと“や自分たちにとって、あるべき理想の未来を描くことが、
強い魅力を持ったプロダクト・サービス開発につながります。トリニティのリサーチでは
「適切な未来を想像し、世界を変えるインパクトを持つ」ためのリサーチを実践しています。–
事例
1.領域を横断した有識者の知見を多層に積み重ねることにより、未来の生活を描き出す
2.エクストリームユーザの視点から、市場活性化を促す新価値を探る
3.領域を横断した最新のデザイントレンドを俯瞰的な視点から読み解き、
その先のトレンドを予測する
※事例は変更になる場合があります。

 


 

セミナー概要

■開催日程
第1回:2019年5月29日(水)15:00〜17:30 (終了しました)
第2回:2019年8月28日(水)15:00〜17:30 (受付は8/15迄)
第3回:2020年2月19日(水)15:00〜17:30 予定
※1回のみの参加も可能です。

■場所:トリニティオフィス会議室
千代田区紀尾井町3-29 NGA紀尾井町ビル6階
Tel : 03-5211-5150
http://trinitydesign.jp/companyinfo/?id=sec2

■参加費用:5,000円(税込み)/1回

お申込み方法・ご参加までの流れ

1)お申込み
お問合せフォームより以下の内容をご記載の上、お申込みください。

日程:第2回:2019年8月28日(水)15:00〜17:30
御社名:
部署名:
お名前:
電話番号:
本セミナーで期待すること:

※最少催行人数 5名に満たない場合は開催を中止する場合があります。
※10名以上のお申し込みがあった場合、先着順となります。
※第2回以降もお申込みいただけますが、日程は変更になる可能性がございます。

2)開催日の2週間前までに、当日の参加のご確認を弊社担当よりご連絡させていただきます。

3)当日会場にて参加費をお支払いください。
宛名なしの領収書をお渡しいたします。

お申込みフォーム お問合せ先

お問合せフォーム:
http://trinitydesign.jp/contact/general/

※セミナーで取り扱いされているリサーチを検討されたい方のご相談も承ります。
ご相談、打ち合わせ、詳細について聞きたいなど、
ご要望がございましたら上記のフォームよりお問い合わせください。

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2019年6月3日

イノベーションにデザインが必要な理由

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「ソーシャルイノベーション」×「デザイン」が
新しいイノベーションの芽を生む

デザインコンサルティングの立場で商品・サービス開発や新規事業のイノベーションを支援している私たちトリニティは、「ひと」を中心に置き、社会課題を解決することも「デザイン」の大きな支柱と考えています。
社会課題の解決いわゆるソーシャルイノベーションは、企業に於いてはこれまで、CSRの活動の中で論議されることが多かったと思いますが、昨今では、経済的な価値を新たに創造するビジネスの観点に於いても重要であり、そこに「デザイン」の力が大きく寄与すると私たちトリニティは考えています。それはなぜでしょうか?


そもそも「デザイン」とは何をすることか?

開発業務に関わる方にとっては言うまでもなく、「デザイン」とは、ユーザーにとっての見た目の価値を上げることですが、本来デザインはそれに留まらず、課題そのものを発見し、それを解決しながら継続的なエコシステム(※1)や私たちの未来を創ることを言います。
例えば、よく云われるように、iPhoneは製品の見た目や機能の良さだけで成功したのではなく、新しいライフスタイルを継続的に私たちに享受させてくれたことにより評価されます。この構想や製品やサービス、ブランド、流通を始めとする全体設計もデザインなのです。それまで言葉になっていなかったユーザーの期待値を拾って、新しいステージやエコシステムを創ったデザインの事例です。
今、市場は成熟し個々のニーズがほぼ満たされる中で、これからの社会をどのようにより良くしていくか、そのために何をすべきか〜という視点は、企業の経済活動のニーズに繋がる状況にあります。ここで必要なものも、この「デザイン」の力です。


井上英之氏の「コレクティブインパクト」

先日、知人に薦められ、慶応大学SFCで「社会企業論」を開発した井上英之准教授が
ハーバードビジネスレビューに記載した記事を拝読しました。

コレクティブ・インパクト実践論 企業と社会の利益は一致する
http://www.dhbr.net/articles/-/5677

コレクティブ・インパクトとは立場の異なる組織に属する人々が、組織の壁を越えて互いの強みを出し合い、社会的な課題を解決に取り組むアプローチ。
井上氏の記事では、ソーシャルイノベーションの視点で社会課題を解決する手法は
「企業にとって、その社会的責任を果たすだけでなく、新しいイノベーションの芽を生む可能性が多いにある」と主張されています。
中でも、異なるセクターの複数プレイヤーが共通のアジェンダに対して互いに補完しあって進めてくこと、そして何より自分達の欲しい未来をつくりだす事の大切さを謳っています。ここで、述べられていることは、まさにデザインそのものです。

デザインの文脈からそのポイントを整理すると、下記の4つです。
・ポイント1:イノベーション実践のためのデザインの機能「異分野をつなぐ」
・ポイント2:デザイン主導のイノベーション「意味を問い直して新しい価値をつくる」
・ポイント3:イノベーションを加速させるデザイン視点・デザイン体質
・ポイント4:基本となる当事者性「私」


イノベーションの実践のためのデザインの機能「異分野をつなぐ」

専門性や価値観、使う言語さえも異なる複数プレイヤーからスキルと智恵を引き出して
未来のビジョンを(プレイヤー間でまだ曖昧なうちから)視覚化し、それを皆で話し合う、そんな環境や場を創ることはデザインの機能のひとつです。

昨今話題となっている「デザイン思考」(※2)に於いても、ユーザー観察だけでなく、異なる領域の人に話を聴き、その多様性を活かして発想を拡張させるプロセスと成果は、体感した人も多いのではないでしょうか。

但し、この成果を出すには、単に各領域からの情報を集積させるのではなく、
「バウンダリスパナー(※3)」と云われるように、各人の思考や嗜好、文化や暗黙知を
受け入れ、彼等を「巻き込み」ながらイノベーションを創発させる場を創ることが大切です。

この多様性を受け入れて互いを結びあう機能が、デザインという領域、組織、職種で勝っているのはなぜでしょうか。
それは、企業内に於いてデザイン組織は、製品・サービスが商品化されるプロセスで、技術や開発、調査、マーケ、広報部門等、様々な部署との連携を取ることが前提となっており、横串組織としての機能になりやすいことが挙げられます。

また、専門性でいえば、デザイナーは常に会社の方向性と共に、生活者視点で(言葉にならない)ユーザーのインサイトを拾うことに意識が向いており、そのための言語、非言語のコミュニケーション能力が高いことなどもその理由と云えます。

プロダクトデザインや建築でいえば殊更に、現在と未来の「時間軸」や工学と共に身体性や感性の双方を使って、つまり右脳と左脳とカラダを使ってプロジェクト推進するわけであり、その人員・関係者も多く幅広い。まさに全身全霊をもって、異なるものを巻きこんでいるとも云えます。

余談ですが、私は欲張りでもあるので、文化人類学の山口昌男氏がトリックスターと論ずる道化師のアレッキーノのように、デザイナーは、時空や業際を縦横無尽に飛び回り、知とユーモアをもって場を破壊し且つ創造していく、現代のトリックスターであるべきだとも考えています。
つまり、かように「デザイン」は異分野をつなぎ、巻き込んでいく力を有しているのです。


デザイン主導のイノベーション
「意味を問い直して新しい価値をつくる」

私たちが日ごろ接する製造業では、技術革新によりイノベーションが生まれると思いがちです。しかし、従来の技術を活用して新しい意味を持たせ、新たな市場を創ることもまたイノベーションであり、これを主導するのもまたデザインです。
世の中の課題に対して目を凝らし、従来のコンテクストではないカタチで、モノやサービスを表現すること。たとえば、単機能高額家電市場を創ったバリュムーダの扇風機も技術に裏付けされつつも、風そのものを心地よく設計して、つけたまま寝ても心地よい眠りの時間を創りました。まさにそれを体現しています。

従来型の調査(消費者の多数決)でモノを作るのではなく、未来の「いいね」「こうあったら幸せだね」を思い描いて創る。エクストリームユーザーと共に対話しながら創る。既存の価値観では判断できないものを、なんとかカタチに落とし込みながら、関係者を口説いて仲間を増やして世のなかに出していく。つまり未来のビジョンの視覚化です。技術だけに頼るのではなく、新しい価値を創ることがイノベーションでもあり、それを主導できるのは、デザインの力です。


イノベーションを加速させるデザイン視点・デザイン体質

過去に日本のデザインは「出来上がった技術をユーザーに分かりやすいように意匠を考える」〜と認識されていた時期が長くありました。ゆえに現在、企業経営やマーケティングの現場でデザインをこの認識を超えて、イノベーションや価値創造のコンテクストで注目されるのを、私たちは嬉しく思っています。
デザインの本質をデザイン業界以外でいちはやく、理解されたのだと思います。「デザイン思考」の大いなる功績であるとも云えましょう。

これからの予測不能なカオス化した経済環境において、昨今は、従来のエビデンス主義や
MBAの思考・メソッド習得を始めとするテクニカルスキルだけではない、ヒューマンスキル、コンセプチャルスキルが見直されています。(※3)
右脳的な直観、感覚、身体性、体感知を大切にしながら、困難があってもしなやかに新しいものを生み出すことが必要とされています。
デザインはまさに社会に対して、集まった場に対して、一緒にワークする仲間に対して、
この部分で関わって、成果を引き出しエンファサイズすることが出来ます。
デザインはこれからは、職業やスキルを超えて、ビジネスマンの視点や体質として、体得していくべき時代になるかも知れません。


うまくいくプロジェクトには 当事者性「私」が関わる

実は、井上氏の論文には、私の目が一番、釘づけとなった部分がありました。それは
イノベーションに於ける「私」と「仕事」と「世の中」の繋がりについての言及です。

出展:「コレクティブ・インパクト実践論 企業と社会の利益は一致する」(井上 英之 :慶應義塾大学 特別招聘准教授) https://www.dhbr.net/articles/-/5677

仕事柄、数々の新規事業や商品開発を生み出す現場にいることが多い私たちですが、
とはいえ、市場に出して評価を受けるプロジェクトだけではなく、途中でとん挫、中止となるプロジェクトもかなり多いものです。市場性も新規性も、それをやった時に新しい価値が生まれる実感が関係者にはあるのに、最後の調査結果で定量的な裏付けがとれなかったり、社内の役員プレゼンで賛同をもらえなかったり、社内で予算追加が出来なかったり、或いは人事時期にワーキングメンバーが移動になってしまうなど、暗礁に乗り上げる要因は様々です。
しかし、一方で当初からアイディアの完成度も高いわけでもないのに、時間の経過とともに協力者が増えて、そのうちに何となく世に中に出ていくプロジェクトがあります。
何故だろうと振りってみると、それこそが、プロジェクトメンバーが「私」の視点でかかわっているか、つまり私の軸と目の前のPJとそして、出現する未来の姿が一本線にシンプルにつながっているかどうか〜であると改めて思い至りました。

自分事としてかかわる複数のメンバーがいるプロジェクトでは、途中で暗礁に乗り上げようが、アイディアや課題解決の糸口がみつからず、四苦八苦、ジタバタしようが、社内で批判されようが、とにかく続ける、人のチカラを借りて別の方法を試みる、寝かせてもまた再度トライする、そして最後には、プロジェクトを世の中に出しています。
教育の現場で昨今云われ始めたGRIT(やりぬく力)とも云えますね。(※5)
この実感は、いづれかの研究者に検証し、科学的に立証して欲しいところでもあります。

そして、今いちど井上氏の記事を読み終わり、私たちトリニティがプロジェクトに加わる時には「クライアントと弊社」ではなく、「私」→「このプロジェクト」→「楽しい未来」が「一筆書き」になっている感覚があるかどうか〜これこそを大切にしながら、活動を続けていきたいと改めて思いました。

用語補足

※1:エコシステム:もともとは生態系の用語。
現在では、経済視点での連携、継続的循環を指す

※2:デザイン思考:ビジネスにおける前例のない課題に対して、
デザイナーの思考方法を活用して最適解を求めるメソッド。
ハーバート・サイモンの「シムテムの科学」ははじまりと言われている。

※3:バウンダリースパナ―:多様な価値観を受け入れながら、
コミュニティや組織や部門の「境界を越えて成果を出す人」。
ハーバードビジネススクールのマイケルタッシュマンが
1977年に発表した論文により広まった概念。

※4:コンセプチャルスキル:コミュニケーションなどの非言語能力や
情報を知識や知恵に置き換えて分析したり、
抽象的な概念を理解する能力等々。
ハーバード大学ローバート・カッツが1955年に提唱した概念。
当時は、マネジメント層に必要とされてたコンセプチャルスキルは、
これからの若い世代にこそ必須であると言われ始めている。

※5:GRIT(グリット)
目標に対してひたむきに取り組み挫折してもあきらめずに
努力し続ける粘り強さのこと、やり抜く力とも称され、
成功する人はこの能力が高いことが昨今話題となっている。
関連書籍:アンジェラ・ダックワース「GRIT」

ーーーー
文責:湯浅保有美
トリニティ株式会社 代表取締役社長
デザインプロデューサー

組織の経営と生活者のインサイトを
デザインで繋ぐため(三位一体=トリニティ)奮闘中。
昨今は、次世代リーダーのクリエイティブ人材を育てるための
人材開発プログラムに日々のエネルギーを注いでいる。

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