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NEWSお知らせ

2018年7月5日

TOPICS X 第2回 開催

~テクノロジーとデザインが織りなす未来の行方~

6月28日(木)、東京都千代田区のアーツ千代田3331にて、トリニティ運営による日本の事業会社11社のインハウス・デザイン組織にて構成される異業種交流勉強会、「TOPICS X」の2018年度2回目となるイベントが開催されました。

日本を代表する製造業・事業会社のデザイン部門からデザイナーが参加し、交流を深めてきたTOPICS活動の10周年を記念して名付けられた勉強会「TOPICS X」。2018年度のテーマである「越境」とクロスする今回のお題は、毎年1月にアメリカで開催されるエレクトロニクスの見本市「CES」と、4月にイタリアで開催される家具の見本市「ミラノサローネ」これら全く性格の異なる2つの見本市を自分の足で体感したトリニティのリサーチャーが、独自の視点から両者に共通する傾向と価値観についての考察を事例をもとにプレゼンテーション。最新のテクノロジーと、最先端のデザイントレンドの両者が越境する先に見え隠れする、私たちの未来とは?ご参加頂いた皆様には、テーブルディスカッションを通して「今後求められるUI・UX」など、異なる4つのお題の1つに答えて頂きました。

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難しいテーマにも関わらず、デザイナー同士議論が白熱し前回を上回る盛会となりました。
次回は8/24(金)開催予定。興味・関心のある方は、TOPICS担当:岡村・西本宛(topics@trinitydesign.jp)にご一報ください。
(文責:岡村)

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2018年6月28日

ヘルシンキの話題のカフェのトイレスタイル

先日、福祉や高齢者に向けた空間設計のプロの皆様と、北欧を視察する機会を得た。
最初に訪れたのがフィンランド。

(同国は福祉大国として有名であるが、視察先を重ねていくうちに、彼等も福祉財政収支が悪化しており、サービスや支援の予算切りをせざるを得ない状況にあることが薄々とわかってきた。空間や機器・サービスなどは、いかにアクセシビリティを叶えるか、誰にでもフェアに合理的に進めるか…という概念と実活動は日本より一歩すすんでいるように思えるが、昨今の財政は思わしくなく、福祉の現場では、サービスの足切りを憂いている声も聞かれた。)

それはさておき、一方でフィンランドはなんといっても、コーヒー消費の世界トップ2位。
そしてデンマーク発とされる「ヒュッゲ」のバズワードのとおり、此処でも「仲間とゆるゆると心地よく寛ぐ時間を至上の喜び」とすることは変わらない。

そこで、視察団一行は(ヒュッゲ初心者として、これを体感すべく…)
ヘルシンキでは見落とせないカフェ「REGATTA レガッタ」に参上した。
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有名作曲家シベリウスの名前を取った公園の隣にあり、目の前には、海が広がる。
1890年に建てられた漁師の小屋を改築したもの。ヘルシンキの田舎を再現したらしい。
セルフ形式のオペレーションで、店内には3~6人が座れるだけでほとんどが屋外の席となる。
一角には焚火が出来るスペースもあり、自分でソーセージを焼いてかじりついている人も。
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ほどよい苦みを感じるコーヒーと名物のシナモンロールをほおばりながら、この屋外カフェに陣取り、皆でデザイン談議や他愛もないおしゃべりをしつつ心温まる時間を過ごした。

訪れた6月上旬は白夜の時期でもあり夜まで日が落ちないばかりか、異常気象で現地の方々も驚く暑さで、私たちもこの時間だけでこんがり日焼けしたほど。
だが恐らく冬になれば、目の前の海もまるごとグレイッシュになり、マイナス15~25度なんてことになるんだろうな…。ほんの少しの短い夏に白夜の夕刻を楽しみ、長い極寒の冬には家で籠る…こういう時間の使い方はこの土地と歴史からくる自然な感覚なんだ~と実感。
(読者の皆さんも御存じの通り、中国の大氣(ダーチー)と一緒!で、「価値観とデザインスタイル」がまさに一体化している。)

大いに(私たちなりに)ヒュッゲを体感した、その最後に、
私はトイレに行くことになった。

屋外カフェのドンツキにそのトイレはあり、掃除小屋と見間違える。ささやかな佇まい。
ドアを開けると、中は、(決して計算されたデザインなどではなく)無造作に置かれた小物や棚がとりあえず置かれ、絵画がかけられている。
だが、あ~なんて心が温まるインテリア!!

何よりトイレは車椅子でも対応でき、なんとアームにはトイレットペーパーが掛けられている。
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私は一瞬にして、フィンランドの「合理性」と「アクセシビリティ」、そしてインテリアへの暖かい想いのすべてがここに詰め込まれていると思った。

(写真協力:小野由紀子、國東千帆里、佐藤多聞、原井純子 文責:湯浅)

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2018年6月28日

ワールド・デザイントレンドセミナー実施レポ

日経BP社との恒例のタイアップ!10年目の今年は立ち見が出るほどの盛況。

6/20、話題の赤坂インターシティAIRにてワールド・デザイントレンドセミナーが開催されました。トリニティではシニアリサーチャー村田まゆみが登壇し、CMFの観点から4月のイタリア・ミラノサローネの読み解きを行っています。

当日は、長年にわたり定点的に分析を行ってきた観点からミラノサローネの読み解きと今後のデザインの方向性を示唆。今年の大きなキーワードとしては、「ミレニアルズ」が挙げられました。デジタルネイティブなこの世代の感覚を取り入れた商品が各ブランドから提案されることで、エモーショナルな感覚が展示の全体を通して見受けられました。
その他、具体的なカラー・マテリアル・仕上げの表現について、豊富な事例写真を用いてお話させて頂きました。
また、ゲスト講演にはサローネでMilano Design Award 2018 ベストテクノロジー賞に輝いたパナソニック株式会社から、デザインセンター長の臼井氏が参加。社内のデザインへの意識改革を目指し、サローネで孤軍奮闘したエピソードに、会場は熱心に聞き入っていました。
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今年は例年と比べても弊社へのセミナーに関するお問い合わせが大変多く、また会場も当初の予定よりも広い部屋に変更したにも関わらず、立ち見が出るほどとなりました。デザイン、そしてデザイントレンドへの関心の高まりを痛感する一日となりました。
(文責:岡村)

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2018年5月27日

TOPICS X 2018年度の活動がスタート!

日本のインハウス・デザイン組織が集う交流の場

去る5月17日(木)、東京都千代田区のアーツ千代田3331にて、トリニティが運営する
日本の事業会社のインハウス・デザイン組織で構成される異業種交流勉強会、
「TOPICS X」の2018年度最初のイベントが開催されました。

日本を代表する製造業・事業会社のデザイン部門からデザイナーが参加し、交流を深めてきた「TOPICS」。今年度は記念すべき10周年を迎え、参加企業も11社になりました。

年6回の勉強会では毎回、「越境」をテーマに各分野で活躍するスペシャリストを呼び、ゲストトークを実施。初回のゲストは、ベトナムで教育事業を営むハバタク株式会社/タクトピア株式会社Co-Founderの小原祥嵩氏にお越し頂き、インハウスデザイナーとして活躍されている参加者の方々に、敢えて組織に頼り過ぎない、自分で考え自立して行動することの大切さを、ご自身の経験を踏まえて熱く語って頂きました。

ゲストトークに続く参加者同士のディスカッションでは、同じデザイン職で活躍する立場でありながらも企業風土・文化による社内の評価・尺度の差やデザイナーに求められることの違いなど、異業種交流ならではの新鮮な気づきも見受けられました。

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日本のインハウス・デザイン組織が企業の垣根を越えて交流できる点が高く評価頂いているTOPICS X。次回以降もどんな話題が飛び出すか、私たち自身、楽しみです。

次回は6/28(木)開催。
ご興味・関心のある方は弊社・TOPICS担当:岡村・西本宛(topics@trinitydesign.jp)にご一報ください。
(文責:岡村)

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2018年5月23日

新興国 “デザイン思考” マラソン プログラム キックオフミーティングを開催

若手人材の実践的な教育トレーニング「 新興国 “デザイン思考” マラソン」の第一回目のミーティングが5/16(水)に開催されました。

本年度は日本の自動車、精密機器、通信、ヘルスケア産業を代表する企業、8社から、合計9名が参加となり、過去最大の参加メンバー数となりました。
「新興国 “デザイン思考” マラソン」は、現地生活者とのワークショップ・フィールドワーク・短期ホームステイ等を通じて、今後の経済新興市場における「次世代中間層のインサイト」を探求する、マルチクライアントプロジェクトです。
第6回目となる本年度は、インドとベトナムの両国にて短期滞在します。

5/16(水)に開催されたキックオフミーティングでは、参加者の顔合わせから、プログラムの概要説明、「デザイン思考とは何か?」と「トリニティ流のインサイト抽出の方法」のレクチャー、現地情報のインプットトーク、現地ワークショップとフィールドワークに向けたディスカッションを実施しました。

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ミーティング開始時の写真
初めての顔合わせということで、序盤は緊張感が漂っていました。

現地情報のインプットトークでは、トリニティがこれまでに積み上げてきたインドのインサイト情報に加え、弊社のパートナー企業であるベトナムのハバタク株式会社より、現地での教育事業を推進している浅岡さまがゲストスピーカーとして登壇。日を追うごとに発展していく、ベトナムの最新情報をレクチャーしていただきました。

また、本年度は、今後の経済新興市場における「次世代中間層のインサイト」の探求をターゲットとして、参加者へ送った事前アンケートを基に、全体テーマを「『衣』・『食』・『住』」の中から、『住』に決定しました。

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当日使用した資料の一部抜粋
プログラム概要や「デザイン思考とは何か?」と「トリニティ流のインサイト抽出の方法」のレクチャー、現地情報からディスカッションまで、「マラソン」の名前に相応しい、タフな1日になりました。

参加者は現地へと渡航する7月末までの間、毎月のミーティングの中で、現地でのワークショップ内容やフィールドワーク先の策定、ホームステイ時の情報収集などを通じて、仮説起点型のリサーチのための視座を構築し帰国後のプレゼンテーションを仕上げていきます。

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現地情報プレゼンテーションの風景
次第に緊張感もほぐれる中、現地情報プレゼンテーションを実施しました。
現地のトレンドや生活スタイルに関して、様々な質問が参加者から寄せられました。

 

<新興国“ デザイン思考 マラソン ”プログラムについて>

“本プログラムは、インド(ニューデリー)とベトナム(ホーチミン)の2か国に短期滞在し、現地生活者とのワークショップ・フィールドワーク・短期ホームステイ等を実施。デザイン思考的観点からインドとベトナムそれぞれに特有/共通するUX潮流&インサイト&価値観を探求し、そこから商品・サービスアイデアを創り上げていく、約5ヶ月間のマルチクライアント型トレーニングプログラムです。
デザイン思考はそのプロセスを頭で理解しただけでは機能しません。また如何に多様な視点観点を持てるか~がその成果に直結します。
本プログラムにて様々な業界・専門性・価値観を持つ日本&海外の仲間たちと共に、ディープなフィールドにおける生の体験を通じて、デザイン思考的スタンスやマインド含めて体得し、デザイン思考を真に活用できる‘Real Design Thinker’への第一歩を踏み出してみませんか?”
*今年度の募集は終了いたしました。

来年度以降の実施に関しては、下記へご連絡ください。
Social Design Division
西本 裕亮
yusuke@trinitydesign.jp

→資料ダウンロードはこちらをクリック

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4月からトリニティに参画した西本です。
5月から10月までの期間、「新興国 “ デザイン思考 マラソン ” プログラム」を毎月レポートします。
キックオフミーティングでは、家具などのプロダクトデザインから、スマートホームのUI・UXなど、様々なポテンシャルを持つ「住」がテーマとなり、今後、参加者の方々から、どのようなアイデアが生まれるのか楽しみです。
サイト上では書ききれないことも沢山あるので、もしご興味をお持ちの方は、上記メールアドレスへぜひご連絡ください。

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2018年4月25日

【セミナー】ミラノサローネから読み解く最新のデザイントレンド!

~世界の見本市からデザイントレンドを徹底分析!~

『ワールド・デザイントレンドセミナー』

デザイナー、商品開発担当者、経営者必聴!

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先頃盛況のうちに閉幕したミラノサローネを、デザインリサーチ専門のトリニティが分析。
CMF(カラー・マテリアル・フィニッシュ)を中心に、価値観&背景を「トレンド周期」で解説します。

2018年6月20日(水)の開催です。

※弊社Webよりお申込みの方には特別お値引きがございますので、是非、最後までご覧ください。
<本セミナーのユニークネス!>

●デザインの潮流を実感できるよう、豊富な写真で紹介します。
●過去の20年に渡る継続的なレポーティングをベースに、精緻なトレンド分析結果をお届けします。
●トリニティならではの「デザイン周期」のメソッドにより、今後のデザインの方向性を示唆します。

20年以上にわたり、世界のトレンドを見てきたトリニティ。
中でも長年にわたり取材・調査を続けてきたミラノサローネを、デザインリサーチャー独自の視点で詳細に分析。
単年の傾向ではなく、継続的かつ定点的にトレンドの変化を追い続けているのが当レポートです。

膨大過ぎて俯瞰的に見ることの難しいミラノサローネ全体の傾向を簡潔にまとめると共に、継続的に分析し続けることでしか実現できないトレンドの読み解きの視点を、今回のレポートでも余すところなくご紹介。
ビジュアルをふんだんに用いてご好評のレポートは今年も健在です。

みなさまに最新のデザイン情報をリアルに感じ取っていただき、
製品&サービス開発、未来予測やブランディングにご活用頂ければと思います。
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<プログラム>
●13:00~14:00
「欧州見本市で注目のデザイナー&ブランド そのデザインの傾向を探る」
日経デザイン協力編集者
高橋 美礼 氏

●14:00~15:00
「ミラノサローネから分析する最先端のCMF(カラー・マテリアル・フィニッシュ) 」
トリニティ(株)リサーチャー、デザインプロデューサー
村田 まゆみ

●15:10~16:00
「TRANSITIONS:パナソニックデザインの変革」
パナソニック株式会社 アプライアンス社 デザインセンター 所長
臼井 重雄 氏

●16:00~16:30
質疑応答

<トリニティ・講演内容>
「ミラノサローネから分析する最先端のCMF(カラー・マテリアル・フィニッシュ)」
講師 村田まゆみ(トリニティ株式会社  リサーチャー・デザインプロデューサー)

本セッションでは、長年にわたりデザイントレンドを独自の手法で定点観測・分析しているトリニティ(株)が、ミラノサローネなどの展示会情報から最新のデザイントレンドとその経年変化を解説。
製品開発においてCMFトレンドの継続的な動向を把握した上での分析は欠かせません。
トレンドを周期でみることで未来予測戦略的な商品開発が可能となります。

<主な内容(予定)>
●TRINITY’S EYES
今年のミラノサローネの傾向や注目トピックをまとめてご紹介。

●最新のCMF(カラー・マテリアル・フィニッシュ)
毎年定点的にミラノサローネのリサーチを行っているトリニティだからこそわかる、2018年のトレンド傾向をカラー、マテリアル(仕上げ)のそれぞれの観点から、キーワード化するとともに詳細に解説。
前年からのトレンド傾向の変化もわかりやすく視覚化して説明します。

●トレンドクロスオーバー
家具からプロダクト、ファッション、インテリアまで領域を横断してみられるクロスオーバー・トレンドの最新事例をご紹介。

<セミナー実施概要>
開催日時:2018年6月20日(水) 13:00~16:30(12:30開場)予定
※本セミナーは「日経クロストレンドFORUM2018」の1セッションとなります。
http://expo.nikkeibp.co.jp/xtf/2018/sponsor/
「ワールド・デザイントレンドセミナー」にお申し込みいただいた方は、日経クロストレンド FORUM 2018の20日(水)の有料セッション、および3日間(18~20日)の無料セッションにご参加いただけます。

会場:赤坂インターシティ コンファレンス(東京・赤坂)
107-0052 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 3F・4F
東京メトロ 銀座線・南北線「溜池山王駅」直結 千代田線・丸ノ内線「国会議事堂前駅」直結
定員:65名(定員になり次第、締め切り)
最小開催人員:30名

※参加申込人数が最小開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。

受講料(トリニティ特別価格):32,400
*当サイトのみの特別価格です

■ お申込み方法 ■
特別価格でのお申込みを希望される方には、
直接トリニティ・セミナー担当:岡村宛にご連絡ください(yoshihiro@trinitydesign.jp
※なお、お申込みには日経IDが必要です。
未登録の方は、新規会員登録(無料)を行ってから、お手続きをお願い致します。

(登録フォーム)
https://id.nikkei.com/lounge/nl/auth/user/register/LA1010.seam?cid=3684471&flashId=481828

*通常価格
一般:49,800円(早期割引~5/30まで48,800円)
※日経デザイン半年購読付き
日経デザイン読者特価:34,300円(早期割引~5/30まで33,300円)

主催:日経デザイン

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2018年4月24日

【現地レポ】ミラノサローネ2018 ~デザインリサーチャーの視点から~

今年も世界から多くの来場者を迎え、ミラノサローネが開催された。
フィエラ会場も、街中での展示フォーリサローネも本当にたくさんの人々が行き交っていた。
天気にも恵まれ、歩くと汗ばむほどあたたかな中の1週間であった。

今回もミラノサローネ全体で語られたメッセージを受け、いくつかの展示を紹介しながら、今年の様子をお伝えしようと思う。

今年のHERMESも昨年に続き、安定のよい展示で、お気に入りの一つである。
手仕事の”温かみ”と”完璧さ”のバランスが前回にも増して見事だった。
貼られているタイルが不揃いながら温もりがあり、並べられているコレクションは隙のない完璧な仕上げ。
ヒトの感覚や直感が大切な時代を反映し、エルメスの作品を通して生活の質の向上を想像させる展示であった。
街中で道路に落書きアートをしているところにも遭遇!描いている様も、ウェアも可愛く、エルメスらしさの幅を広げていた。
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今年のミラノサローネにはGoogleがCESに続き出展していた。
オランダ人デザイナーKiki van Eijkのアートワークをトレンドセッターの重鎮Li Edelkoortがキュレーション。
Googleが生活のワンシーンに入り込み、ライフスタイルに寄り添っているというメッセージを強く感じた。
起用といい、テクノロジーの結果を全く見せないところといい、Googleは上手だなぁと感じた展示であった。
google
次に紹介するのは、北欧家具ブランドHAYと日本にも上陸したシェアオフィスのWeWorkがクレリチ宮殿でのインスタレーションである。
クレリチ一族が生活していた優雅な空間にHAYの北欧らしい佇まいの家具が置かれ、WeWorkとのコラボでクリエイティブなオフィス空間も広げられていた。
豪華な佇まいと北欧のサスティナブルな家具が違和感あるはずなのに、うまくまとまっていて、毎日の生活の質を高めながら、日常とその中にある仕事の両環境をバランスよく見せていた。
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Superstudioでは、nendo x DAIKINが展示。
入場を制限しながら5つのブロックをゆっくり観て周るという見せ方は、展示の内容を感じ、理解するにはとても良かった。(長蛇の列でなかなか入れないという側面はあったものの…)
DAIKINの特殊な素材や技術をnendoがデザインの力で生活に落とし込むという展示で、どれもなるほどという面白さがあった。実際に触れられるモノが少なかったことは残念だった。
もう一歩、生活の中で何をもたらすのかを語る事ができたら、更に良かったかなとも思った。
また「空気のデザイン」も折角DAIKINなので見せてもらいたかった。次回に期待。
superstudio
AGC Asahi Glassは、ガラスを使ったインスタレーションであったが、ここ数年のAGCの展示の中で最も良かったと感じた。
音が鳴るガラスを並べ、その前に立つといろいろな音が聞こえるというものだった。
視覚的美しさだけでなく、聴覚をも刺激する仕掛けは楽しく、更にこれが生活に入り込むことを期待させる内容であった。
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フィエラ会場でもフォーリサローネでも、今年はとてもヒトに寄り添う、ヒトの感覚、直感、本能を大切にするというメッセージを感じる展示が多かった。
その前提としてテクノロジーのデジタルレイヤーが生活の見える面から消え、溶け込むことで、より一層人間の感覚が大切になるのだと感じる。
また既成概念を超える意外性も目についた。
見た目と触感にギャップがあったり、違和感ある組合せを普通にしていたり。
今年のサローネは特にインタラクティブな体験や直感的に感じることが必要な展示が多く、
その空気感やフィジカルな感覚は実際に行かなければ経験できない内容であった。
テクノロジーに支配されるとヒトの本能や直感は得てして退化する。今デジタルレイヤーが生活に溶け込むことで、より一層感覚や本能を研ぎ澄ますことに人々の意識が向いているのではないだろうか。
そんな事を強く感じた今年のミラノサローネであった。
(写真・文責:兵頭)

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2018年2月23日

今期ラストのトピックス夜会、活動報告

参加メンバー、 “変革への抱負“を語る

昨日、代官山のsodacco studio にて、トリニティ主催で定期的に行っているトピックス夜会を開催いたしました。各社、クリエイティブ組織として、今期の振り返りと今後の変革に向けてのビジョンを発表・共有していただきました。

今期ラストとなるトピックス夜会は、前回同様にプレゼンテーション形式での各社発表となりましたが、今回はこれまで以上に各々の強い意気込みが伝わってくる熱いプレゼンテーションになりました。会場の反応は異業種かつ同職種の発表者に向けられる共感と興味が入りまじり、時折、笑いが起こったと思えば、静かにうなずく真剣な表情もうかがえたりと皆様一様に刺激を受けている印象でした。
質疑応答タイムでは異業種交流ならではの異なるアングル・視点からの興味深いフィードバックが発表者に届けられ、熱のこもったディスカッションが繰り広げられました。これらの刺激が各々の今後の“変革”へのモチベーションとして育つようにと参加者全員が強い意志を持ち、結束感のある熱い夜会となりました。

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デザイン組織の交流にならではの良いところが随所にみられ、課題やそれに対する解決がみのり多い夜会でした。明日からできることを実践する難しさはありますが、各企業様が抱える現状の打破とその先にある変革を期待しつつ、今後も参加者様にとって出来るだけ多くの機会を与えられるようトリニティメンバーとして最善を尽くしたいと思います。

( 文責&写真 : 小林 )

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